浄智寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価




4

種類 寺院(臨済宗円覚寺派)
アクセス 北鎌倉駅から徒歩10分。
概要 浄智寺は神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院。
1281年(弘安四年)に北条宗政の菩提を弔うため、宗政の妻や一族によって創建された(開基は宗政の子で後に第十代執権となる北条師時となっているが、当時はまだ幼く名目的なものと考えられている)。
1356年(延文元年)に火災で焼失したが、比較的早い段階で再建され、室町時代には鎌倉五山第四位に列せられ、多数の塔頭を擁する大寺院だった。
しかし、江戸時代以後は衰微していったとみられ、1923年(大正十二年)の関東大震災でも大ダメージを受け、現存している建物の多くはその後、昭和になってから再建されたもの。
鎌倉三十三観音霊場第三十一番札所。墓所にはサド裁判などで世間を賑わした批評家の渋沢龍彦の墓がある。
見どころ 甘露ノ井鐘楼門雲華殿布袋尊植物やぐら
拝観時間 9時~16時30分。
拝観料 大人200円、小学生100円
サイト なし
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内1402

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浄智寺の見どころ

甘露ノ井

境内入り口付近にある井戸のこと。海に近い鎌倉では水質のいい水は貴重であったといい、鎌倉十井のひとつに数えられている。現在、水は飲めないので注意。

鐘楼門

山門の奥にある門で、直接見ることはできないが二階には1679年(延宝七年)鋳造の梵鐘が吊るされている。

雲華殿

鐘楼門の奥に位置する建物で、内部には浄智寺の本尊である木造三世仏坐像を安置する。この室町時代の作とされる3体の仏像は左から阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来で、それぞれ過去・現在・未来を表す。

布袋尊

境内奥のやぐらに安置されている石像で、鎌倉・江の島七福神のひとり。なかなかユニークな表情をしており、お腹をさすると元気を貰えるという。

植物

浄智寺境内は自然豊かで、様々な植物が生い茂っており鎌倉一大きいといわれるコウヤマキやタチヒガン、ビャクシンは市の天然記念物に指定されている。また、季節によっては梅、シャガ、牡丹、彼岸花、ハクウンボクなどの花々も楽しめる。

やぐら

やぐらとは、鎌倉石と呼ばれる柔らかい凝灰質砂岩でできた山肌を掘り込んで造られている中世鎌倉に特徴的な墓の形態。浄智寺の墓所近くにもいくつかやぐらがあり、なぜかたぬきの像がたっている。

御朱印

種類 ①「曇華殿」の御朱印、②鎌倉江の島七福神「布袋尊」の御朱印、③鎌倉三十三観音霊場第三十一番「聖観世音菩薩」の御朱印、④鎌倉十三仏第六番「南無弥勒菩薩」の御朱印、⑤鎌倉二十四地蔵尊霊場「南無地蔵尊」の御朱印。
入手場所 書院の御朱印受付(出口近く)。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

アクセス

北鎌倉駅から

改札を出て、県道21号線を鎌倉方面に進む。踏切の手前で右折し道なりに行けば到着。所要時間約10分。

鎌倉駅・八幡宮方面からバス

鎌倉駅から八幡宮前を通って北鎌倉方面に行くバスがあるので、各バス停(八幡宮前、八幡宮裏)からこれに乗り、明月院または明月院で下車。

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駐車場

境内入口付近に駐車スペースがあるので車の場合はこれを利用するのがよいでしょう。周辺のコインパーキングとしては、北鎌倉第3駐車場(鎌倉市山ノ内144)が、平日60分300円、土日祝30分200円、タイムズ建長寺西(鎌倉市山ノ内1492)が、平日30分200円、土日祝20分200円、北鎌倉駅近くのナビパーク山ノ内第1駐車場(山ノ内1360)が、平日30分200円、土日祝日20分200円となっています。

 
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