七宝瀧寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 南海本線泉佐野駅・JR阪和線日根野駅から犬鳴山行バスで終点下車、徒歩10分。駐車場あり。
概要 七宝瀧寺は大阪府泉佐野市大木にある真言宗の寺院。
寺伝によれば、661年(斉明天皇七年)に役小角(役行者)が創建したとされ、修験道の霊場として古くから栄えた。
七宝瀧寺の寺号は祈雨の成功により淳和天皇から贈られたもので、犬鳴山の山号は、紀伊の漁師が当地で猟をしている時、鹿を見つけて狙いを定めたが急に猟犬が吠え出して逃がしてしまったので怒ってその犬を切りつけたが、犬は実は猟師を狙う大蛇を追い払おうとしていたことがわかり、無常を感じた猟師は七宝瀧寺に入って僧となり愛犬の菩提を弔ったという話を聞いて感動した宇多天皇から贈られたものとされる。
南北朝時代には南朝方の武将橋本正高が粉河寺の志一上人を招いて再興したが、1585年(天正十三年)に豊臣秀吉軍に焼かれてほとんどの建物を失った。
その後、江戸時代前期に再興され、万治年間(1658-61年)には岸和田藩藩主岡部氏の寄進を受けた。
明治になると修験道が禁止となり、1874年(明治七年)に高野山金剛峰寺の末寺となったが、1950年(昭和二十五年)には独立して真言宗宗犬鳴派の本山となっている。
見どころ 義犬の墓本堂七福神堂
拝観時間 7時~17時
拝観料 境内自由
サイト http://www.inunakisan.jp/
住所 大阪府泉佐野市大木8

七宝瀧寺の見どころ

義犬の墓

境内には犬鳴山の名前の由来になった猟犬の墓とされる場所がある。

本堂

堂内には役行者の作と伝えられる倶利伽羅大龍不動明王像を安置するが、秘仏であり直接拝観することはできない。

七福神堂

弘法大師空海が当寺を訪れた際に七つの滝に七福神を祀ったといわれており、七福神堂には布袋尊像が安置されている。

七宝瀧寺の寺名通り境内には七つの瀧(両界の瀧、塔の瀧、弁天の瀧、布引の瀧、固津喜の瀧、行者の瀧、千手の瀧)がある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①近畿三十六不動尊霊場第三十三番「大瀧不動」の御朱印、②役行者霊蹟札所「神変大菩薩」の御朱印、③南海沿線七福神「布袋尊」の御朱印。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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