観心寺

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 南海高野線・近鉄長野線河内長野駅から南海バス小深線で「観心寺」下車徒歩3分。三日市町駅から徒歩40分。無料駐車場あり(大晦日・正月のみ有料)。
概要 観心寺は大阪府河内長野市にある高野山真言宗の寺院。
寺伝によれば。701年(大宝元年)に役小角(役行者)によって創建されたのが始まりとされ、当初は雲心寺といったが、808年(大同三年)に弘法大師空海が訪れ北斗七星を勧請し、815年(弘仁六年)には空海が刻んだ如意輪観音菩薩を本尊として観心寺と改称されたという。
その後、空海の高弟である実恵が住して827年(天長四年)には弟子の真紹と共に伽藍の建立に着手したと伝えられ、平安時代には広大な寺領を有していた。
鎌倉時代以来大覚寺統(南朝)との関係が深かったこともあり、室町時代には幕府の圧迫を受けて徐々に衰微。現在では梅や桜、紅葉の名所としても知られる。
見どころ 訶梨帝母天堂建掛塔金堂開山堂楠木正成首塚後村上天皇桧尾陵星塚霊宝館
拝観時間 9時~17時
拝観料 大人300円、小中学生100円。御本尊如意輪観音像開帳特別拝観料700円。
サイト http://www.kanshinji.com/
住所 大阪府河内長野市寺元475

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観心寺の見どころ

訶梨帝母天堂

観心寺のの鎮守である訶梨帝母天(かりていもてん=鬼子母神)を祀るお堂。建物は南北朝時代の建立とみられ国の重要文化財に指定されている。

建掛塔

楠木正成の支援で三重塔の建立が計画されたが、途中で正成が亡くなったため建て掛けのままになってしまったと伝えられる建物。三間四方の初層に後につけられたという屋根があるので塔ではなく普通のお堂のような見た目となっている。重要文化財に指定。

金堂

平安時代の建物を南北朝時代初期に後醍醐天皇が楠木正成を奉行として改築して現在の形になったと伝えられ、大阪府内最古の木造建築であり、国宝に指定されている。
堂内には空海の作と伝えられる本尊木造如意輪観音坐像を安置し、普段は秘仏で見ることはできないが、毎年4月17・18日には特別開帳が行われる。

開山堂

観心寺の実質的な創建者とされる実恵(道興大師)を祀るお堂。裏には実恵の霊廟もある。

楠木正成首塚

楠木正成は河内の豪族(諸説あり出自ははっきりしない)で、後醍醐天皇の倒幕計画に参加し、南北朝分裂後は南朝方の武将として活躍した人物。
1336年(延元元年 / 建武三年)の湊川の戦いで足利軍に敗れて自害した後、その首は当寺にもたらされたといわれ、境内には首塚がある。

後村上天皇桧尾陵

南朝の後村上天皇は1359年(延文四年/正平十二年)に当寺の塔頭総持院を行在所としており、境内には天皇の墓である檜尾陵がある。

星塚

境内には空海が勧請したとされる北斗七星を祀った星塚が七つあり、一巡すれば開運厄除のご利益があるとされる。

霊宝館

観心寺に伝わる文化財を収蔵、展示する施設。
主な収蔵品には、金銅観世音菩薩立像、木造地蔵菩薩立像、木造薬師如来坐像、木造釈迦如来坐像(いずれも重要文化財)などなどがある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国霊場客番・関西花の寺霊場二十五番・神仏霊場五十六番・役行者霊蹟札所「如意宝殿」の御朱印、②河泉二十四地蔵霊場第五番「道中地蔵」の御朱印、③仏塔古寺十八尊第十三番「胎蔵界大日如来」の御朱印、④御詠歌の御朱印、⑤本尊開帳時限定バージョン「如意宝殿」の御朱印。
貰える場所 金堂手前の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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