誉田八幡宮

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


0

種類 神社
アクセス 近鉄南大阪線古市駅から徒歩8分。駐車場あり。
概要 誉田八幡宮は大阪府羽曳野市誉田三丁目にある神社。
社伝によれば、559年(欽明天皇二十年)に天皇の勅願によって応神天皇陵(誉田御廟山古墳)の前に社殿が建てられ八幡大菩薩を勧請したのが始まりといい、1051年(永承六年)に後冷泉天皇が現在地へ遷したとされる。
中世には源氏の氏神を祀る神社として武家の崇敬篤かったが、1454年(享徳三年)に河内守護畠山氏の内紛に巻き込まれて焼失し、織田信長が河内国を支配下に置いた際には社領を没収されたといわれている。
その後、豊臣秀吉の支援で復興され、江戸時代にも幕府から社領を安堵されている。
古くから神仏習合が行われ、神宮寺として長野山護国寺があったが、明治初めの神仏分離令、廃仏毀釈により破壊され、現在は南大門が残るのみとなっている。
主な行事には、歳旦祭(1月1日)、とんど祭(1月15日)、厄除祈願大祭(2月節分)、夏祭(5月8日)、秋季大祭(9月15日)、除夜祭(12月31日)がある。
見どころ 南大門安産社拝殿・本殿宝物館
拝観時間 5時~20時
拝観料 境内自由(宝物館は400円)
サイト http://www012.upp.so-net.ne.jp/
住所 大阪府羽曳野市誉田3-2-8

[gad]

誉田八幡宮の見どころ

南大門

南側出入口に建つ四脚門。
廃寺となった神宮寺長野山護国寺の以降であり、江戸時代初期の建立。

安産社

境内社のひとつで槐木を祀る。
後冷泉天皇の皇后が御懐妊中、夢の中で鬼のような形相の老婆にがでて安産を願うなら吾を祀れと告げたので天皇に相談したところ、鬼の正体は槐(えんじゅ)の木であり、神功皇后が誉田別(応神天皇)を生んだとき槐で産殿を造らせた故事があるといったので、槐の木を探させたところ当社境内で見つかり、枝を持ち帰り産室の上に吊り安産を祈願して無事お産を終えた。また源頼朝の母も同じような夢を見て当社を訪れ、槐の枝をお守りに頼朝を出産したなどの話が伝えられており、安産のご利益で知られる。

拝殿・本殿

拝殿は1600年(慶長十一年)に豊臣秀頼が片桐且元を奉行として再建させたものとされるが、後に大坂の陣が起き豊臣家が滅んだこともあり、寛永年間(1624-44年)に完成したといわれる。
拝殿奥の本殿には応神天皇(誉田別命)・神功皇后・仲哀天皇を祀る。

宝物館

誉田八幡宮に伝わる文化財を収蔵、展示する施設。
主な収蔵品には、源頼朝の寄進した塵地螺鈿金銅装神輿(国宝)や本田御廟山古墳から出土した金銅透彫鞍金具(国宝)、室町時代の絹本著色誉田宗廟縁起(重文)などがある。毎週土曜日の13時~16時のみ開館。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 「誉田八幡宮」の1種類。
貰える場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
[gad45]

広告