水間寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス 水間鉄道水間観音駅から徒歩10分、無料駐車場あり。
概要 水間寺は大阪府貝塚市水間にある天台宗の寺院で、水間観音の通称でも知られる。
寺伝によれば、奈良時代に聖武天皇の勅願で行基が創建したといい、病で床に伏していた聖武天皇が都の西南の方角に観音菩薩が出現するのでこれを祀れという夢を見たので行基に探させたところ当地の瀧で観音菩薩を感得したという話が伝えられている。
1585年(天正十三年)の豊臣秀吉による紀州征伐の際、秀吉方の武将堀秀政に焼かれたが江戸時代には岸和田藩主岡部氏の帰依を受けて復興されている。
1688年(元禄元年)に刊行された井原西鶴の「日本永代蔵」で「泉州水間寺利生の銭」として紹介されたことから全国的にも知名度を得るようになった。
見どころ 経堂三重塔本堂護摩堂行基堂
拝観時間 8時30分~16時
拝観料 境内自由
サイト http://www.mizumadera.or.jp/
住所 大阪府貝塚市水間638

水間寺の見どころ

三重塔

現存の建物は1834年(天保五年)の再建。
利生の銭(初午詣の際に寺から銭を借りて来年倍にして返すとご利益があるというもの)を借りて帰ったもののなかなか返済に来なかったが、13年目になって何倍ものお金を返しにきたという廻船問屋の話が「日本永代蔵」に載っているが、前身の三重塔はその時の金で建てられたものと伝えられる。

本堂

堀秀政に焼かれた後に再建された本堂は1784年(天明四年)の火災で失われ、現存の建物は岸和田藩主岡部長愼の支援で1811年(文化八年)に建立されたもの。
堂内には行基が感得したとされる聖観世音菩薩を安置するが、秘仏であり直接見ることはできない。

護摩堂

本堂南側に位置するお堂で不動明王を祀る。現存の建物は2013年(平成二十五年)の再建。

愛染堂

愛染明王を祀るお堂。
水間の豪農楠右衛門の娘が愛染明王に祈願して伏見天皇の勅使として当寺を訪れた山名清十郎との恋を成就させたといった話が伝えられており、縁結びにご利益があるとされる。

行基堂

当寺の創建者とされる行基菩薩を祀るお堂。現存の建物は江戸時代前期の再建とされる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国霊場第四番・神仏霊場第五十三番・和泉西国三十三箇所二十六番「大慈殿」の御朱印、②新西国霊場御詠歌の御朱印、南海沿線七福神「辯才天」の御朱印、④「不動明王」の御朱印、⑤「愛染明王」の御朱印。
貰える場所 本堂内。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 境内の様子が描かれた御朱印帳があります。

 
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