高知城

高知城城内マップ

[spp]

基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 城、史跡
アクセス 土佐路面電車いの線高知城前停留場から徒歩5分。R四国土讃線高知駅から徒歩25分。駐車場あり(乗用車1時間360円)。
概要 高知城は高知県高知市丸ノ内にかつて存在した城。
南北朝時代、当地には南朝方で活躍した大高坂松王丸が拠点とした大高坂山城があり、1587年(天正十五年)には長宗我部元親がその跡地に築城したが、3年程で放棄された。
1601年(慶長六年)、関ヶ原の戦いで西軍に与した長宗我部氏に代わり遠州掛川から土佐に入封した山内一豊は初め浦戸城に入ったが、手狭だったため大高坂山に築城を開始し、1603年(慶長八年)には本丸、二ノ丸が完成。
当初「河中山城」と名付けられたが、水害が多発したため「河中」の字を嫌って1610年(慶長十五年)に「高智山城」と改称され、後に省略されて「高知城」と呼ばれるようになった。
以後土佐藩の藩庁が置かれ、明治維新まで山内氏が藩主を世襲したが、維新後廃城となって天守閣など一部を除いて取り壊され、跡地は高知公園などとなった。
国の史跡に指定。公園内では梅、桜、あじさい、紅葉などの植物も楽しめる。
見どころ 追手筋追手門山内一豊像板垣退助像本丸御殿天守
開園時間 高知公園は24時間開放。天守・懐徳館・東多門・廊下門→9時~17時(入館は16時30分)。
入館料 天守・懐徳館・東多門・廊下門→大人420円、18歳以下無料。
サイト http://kochipark.jp/kochijyo/
住所 高知県高知市丸ノ内1-2-1
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高知城の見どころ

追手筋

追手門へ続く通りのこと。毎週日曜日には日曜市が開かれ多くの人で賑わう。「日本の道百選」のひとつ。

追手門

高知城の正門にあたる櫓門。高知城は1727年(享保十二年)に城下の大火をもらい焼失するが、追手門だけは焼け残った。国の重要文化財に指定。

山内一豊像

山内一豊(1546-1605年)は尾張国出身の武将で、織田信長、豊臣秀吉に仕え、1590年(天正十九年)には遠江掛川5万石を与えられたが、1600年(慶長五年)の関ヶ原の戦いでは徳川家康に従い、その功績によって土佐国9万8千石を与えられ土佐藩初代藩主となった人物。城内には内助の功で知られる一豊の妻見性院の銅像もある。

板垣退助像

板垣退助(1837-1919年)は土佐出身の政治家。討幕運動に参加して維新後参議となったが、征韓論を主張して下野し、その後は自由民権運動に関わった。現存の銅像は1956年(昭和三十一年)に建てられたもので、題字は当時総理大臣だった吉田茂の筆。

本丸御殿(懐徳館)

天守の隣に位置する建物で、藩主の住居などに使われていた場所。現存の建物は1749年(寛延二年)の再建。内部は14室にわかれる。

天守

当初の天守は1727年(享保十二年)の火災で失われ、現存の建物は本丸御殿と同じく1749年(寛延二年)の再建。江戸時代から残る天守は非常に貴重で、国の重要文化財に指定されている。

 
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