水前寺成趣園

水前寺成趣園園内マップ

[spp]

基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


0

種類 庭園
アクセス 熊本市電水前寺公園駅から徒歩2分。専用駐車場なし(周辺に有料駐車場はある)。
概要 水前寺成趣園は熊本県熊本市中央区にある大名庭園。
1632年(寛永九年)、改易となった加藤忠広に代わり熊本藩主となった細川忠利が当地に「水前寺」を創建し、その境内に「水前寺御茶屋」を築いたのが始まりで、1665年(寛文五年)に水前寺が廃寺となった後は細川家の別邸として使用されるようになった。
熊本藩細川家第四代細川綱利の時に現在に近い桃山式回遊庭園が形づくられ、成趣園と命名された。
1877年(明治十年)の西南戦争で御茶屋酔月亭が焼け園内も荒廃して、翌年出水神社に払い下げられて現在に至る。
見どころ 古今伝授の間出水神社水前寺富士能楽堂
開園時間 3月-10月→7時30分~18時(入園は17時30分まで)、11月-2月→8時30分~17時(入園は16時30分まで)。
入園料 大人400円、子供200円。
サイト http://www.suizenji.or.jp/
住所 熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1

水前寺成趣園の見どころ

古今伝授の間

細川幽斎(藤孝)が後陽成天皇の弟である八条宮智仁親王に「古今和歌集」の奥義を伝授した場と伝えられる建物。元は京都御苑内の八条宮邸にあったが、後に長岡天満宮に移され、1871年(明治四年)に細川家に贈られて1912年(大正元年)に成趣園内に移築された。杉戸の「雲龍」は狩野永徳の筆、襖絵の「竹林七賢」は海北友松の筆と伝えられている。

出水神社

細川幽斎以降の細川家代々当主と明智光秀の娘で細川忠興の正室である細川ガラシャ(玉)を祀る神社。西南戦争で荒廃した熊本城下の復興を願って1878年(明治十一年)に創建されたもので、第二次大戦中の空襲で焼失して現存の本殿は1973年(昭和四十八年)の再建。

水前寺富士

園内にある築山で、成趣園のシンボルとなっている、近くには細川忠利像や流鏑馬の馬場がある。

能楽堂

元の能楽堂は1965年(昭和四十年)に焼失しており、現存の建物は八代城主だった松井家から寄贈されたもの。春秋の大祭には神事能が奉納され、年8月第1土曜日には薪御能が催される。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 「出水神社」の1種類。
貰える場所 拝殿横の授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 表に鳥居と社殿、裏に成趣園の風景が描かれた御朱印帳があります。サイズは16×11cm、値段は1200円。

 
[gad45]

広告