長楽寺

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(時宗)
アクセス 市バス祇園下車徒歩10分。京阪京都線祇園四条駅徒歩20分。専用駐車場なし(円山公園市営駐車場を利用)。
概要 長楽寺は京都市東山区八坂鳥居前東入円山町にある時宗の寺院。
寺伝によれば、805年(延暦二十四年)、桓武天皇の勅願を受けて最澄が創建したとされ、当初は比叡山に属していたが、住持の隆寛(1124-1218年)が法然に帰依したため浄土宗系の寺となり、1385年(至徳二年)に尊坊が国阿に帰依して時宗になった。
江戸時代には境内半分を大谷霊廟に割譲したこともあり窮乏して養福寺、極楽寺などの末となり、明治初めには知恩院の塔頭良正院の管理下に置かれていたが、1870年(明治三年)に再び時宗に復帰した。
明治初年には境内の大半が円山公園に吸収され寺地は大幅に減少したが、1893年(明治二十六年)に本堂が完成し、1908年(明治四十一年)、七条道場金光寺を合併した。
見どころ 本堂建礼門院御塔紅葉・桜
拝観時間 9時~17時
拝観料 500円(春と秋の特別展期間は650円)
サイト http://www.age.ne.jp/x/chouraku/
住所 京都市東山区八坂鳥居前東入円山町626

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長楽寺の見どころ

本堂

現存の建物は1893年(明治二十三年)に西賀茂正伝寺の法堂を移築したもの。
内部には本尊の十一面観音像を安置し、洛陽三十三所観音霊場の第七番札所となっている。
また長楽寺には東福寺開山聖一国師の作とされ洛陽七福神の一人である布袋尊像も祀られている。

建礼門院御塔

建礼門院(平徳子)は平清盛の娘で、高倉天皇の中宮となり安徳天皇を生んだ。
平氏滅亡後、捉えられ京に送り返された徳子が出家したのが当寺で、境内の一角には落飾の時の髪を納めたと伝えられる石塔が残されている。他にも建礼門院ゆかりの品が残されており、五月には琵琶による平家物語の弾き語り会も行なわれる。
また、境内墓地には江戸後期の文人・思想家で「日本外史」などの著作で知られる頼山陽の墓がある。

紅葉・桜

当地は古くから景勝地としられ、春の桜や秋の紅葉を初めとして様々な植物が楽しめる。
主な花では梅(2月中旬~3月中旬)、ツバキ(11月下旬~5月上旬)、沈丁花(3月下旬~4月上旬)、桜(4月上旬~中旬)、花菖蒲(6月上旬~中旬)、アジサイ(6月上旬~7月上旬)など。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①洛陽第七番「大悲殿」の御朱印、②洛陽七福神「布袋尊」の御朱印。
入手場所 拝観受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 境内の様子が描かれた御朱印帳があります。

 
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