勧修寺

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗山階派)
アクセス 地下鉄東西線小野駅から徒歩5分。無料駐車場あり。
概要 勧修寺は京都市山科区勧修寺仁王堂町にある真言宗山階派の寺。
醍醐天皇が生母でこの地に住んだ豪族宮道弥益の孫である藤原胤子の菩提を弔うため900年(昌泰三年)、弥益の邸宅跡地を寺に改めて創建したのが始まり。
905年(延喜五年)には定額寺となり藤原氏や皇室の支援んの元で栄えたが、応仁の乱でほとんどの堂宇を焼失し、豊臣秀吉が伏見城を築くために伏見街道を整備した際には寺地を削られて衰微した。
江戸時代になると皇室の援助で復興され、多くの建物が御所から移築されている。また、後伏見天皇の皇子寛胤法親王が入寺して以来明治になるまで代々法親王が入寺し高い寺格を誇った。
境内には書院、宸殿、本堂、庭園などがある、元々当寺に伝わったものである国宝の刺繍釈迦如来説法図(勧修寺繍帳)は現在国有となっており奈良国立博物館に所蔵されている。
見どころ 書院宸殿本堂庭園
拝観時間 9時~16時
拝観料 一般400円、小中学生200円
サイト なし
住所 京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6

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勧修寺の見どころ

書院

建物は1686年(貞享三年)に後西天皇の御殿を移築したものといわれる。
内部には勧修寺棚と呼ばれる違棚や土佐光起・光成親子の作とされる近江八景図などの襖絵があるが普段は非公開。

宸殿

1676年(延宝四年)建立の明正天皇の旧殿を1697年(元禄十年)に東山天皇から下賜され移築したもの。
明治初めに勧修小学校が開校した際には一時的に校舎として使用されていた。

本堂

1672年(寛文十二年)造営の仮皇居内侍所仮殿を下賜されて移築したもの。
内部には醍醐天皇等身像と伝えられる本尊の千手観音像を安置する。

庭園

氷室ノ池を中心とした池泉回遊式庭園にはハナショウブ、カキツバタ、スイレンなどが植えおり、四季折々の景観が楽しめる。また、紅葉も美しく書院前には水戸光圀寄進と伝えられ勧修寺型と呼ばれる雪見灯籠と樹齢750年と言われるハイビャクシンがある。

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御朱印・御朱印帳

種類 「千手観音」の御朱印1種類。
入手場所 仏光院内の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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