修学院離宮

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 離宮
アクセス 叡山電鉄修学院駅徒歩20分。市バス修学院離宮道下車徒歩15分。駐車場なし。
概要 修学院離宮は京都市左京区修学院薮添にある宮内庁管理の施設。
元は後水尾天皇の指揮で1655年(明暦元年)から1659年(万治二年)にかけて造営された離宮で、天皇の死後荒廃したが、光格天皇によって再興され、1884年(明治十七年)からは宮内庁の管理となっている。
拝観するにはハガキかインターネット経由で事前に予約する必要があり、拝観料は無料だが18歳以上限定となっている。
日曜日、土曜日(3、4、5、10、11月は拝観可能)国民の祝日・休日、と年末年始(12/28~1/4)は拝観できないので注意。54万平方メートルに及ぶという広大な敷地は下離宮・中離宮・上離宮と呼ばれる3区域に分かれる。
見どころ 寿月観客殿隣雲亭窮邃亭
拝観時間 9時、10時、11時、1時30分、3時から約1時間20分決められたコースを見て回る形式。
拝観料 無料(事前の予約が必要)
サイト http://sankan.kunaicho.go.jp/
住所 京都府京都市左京区修学院薮添

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修学院離宮の見どころ

寿月観

下離宮に唯一残る建物で元は後水尾天皇による建立だが、現存の建物は1824年(文政七年)の再建。
内部は後水尾天皇筆の扁額を掲げる一の間、岸駒(1756~1838年)の襖絵を飾る二の間、かつて北側にあった蔵六庵の扁額を掲げる三の間から成る。
前面には池泉観賞式庭園があり、カエデやツツジが美しい。

客殿

中離宮にある建物で、、1677年(延宝五年)に建造された後水尾天皇の中宮・東福門院の化粧殿を移築したもの。
内部は一の間、二の間、三の間、内仏間などから成り、一の間には「霞棚」と呼ばれる違棚があり、桂離宮新御殿の桂棚、醍醐寺三宝院宸殿の醍醐棚と共に天下の三棚のひとつに数えられる。
北側には1668年(寛文八年)建立の 楽只軒が隣接する。

隣雲亭

上離宮のさらに小高いところにある下の浴龍池を鑑賞するため建物で、1824年(文政七年)の再建。
一の間、二の間、洗詩台などから成り、土間には一二三石と呼ばれる赤と黒の小石がある。

窮邃亭

浴龍池に浮かぶ中島に建ち、修築はされているものの唯一後水尾天皇による創建当初から残る建物。
三間四方宝形造杮葺の建物に一間四方の水屋が付属し、後水尾天皇筆の「窮邃」の扁額を掲げる。

 
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