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基本情報
知名度 | ★★★★ |
平均評価 | |
種類 | 神社 |
アクセス | JR日豊本線宮崎駅から日南行バスで「鵜戸神宮入口」下車徒歩20分。またはJR日南線油津駅から宮崎駅行バスで「鵜戸神宮入口」下車徒歩20分。駐車場あり。 |
概要 |
鵜戸神宮は宮崎県日南市大字宮浦にある神社。 記紀神話にあるいわゆる「山幸彦と海幸彦」の話で、山幸彦はなくした釣り針を探しに海中へ赴き海の神の娘豊玉姫命と結婚するが、その豊玉姫がウガヤフキアエズを出産する際に産屋を建てた場所が当地と伝えられる。 社伝によれば、崇神天皇の治世(前97年~前30年?)の創建といい、782年(延暦元年)に天台宗の僧光喜坊快久が桓武天皇の勅命で再興したとされる。 かつては神仏習合が行われ、別当寺として鵜戸山大権現吾平山仁王護国寺があったが、明治維新後にだされた神仏分離令により廃寺となり、近代社格制度のもとでは1874年(明治七年)に官幣小社、1895年(明治二十八年)に官幣大社に列せられている。 |
見どころ | 亀石、本殿、お乳岩、別当墓地、波切神社 |
拝観時間 | 4月-9月→6時~19時、10月-3月→7時~18時 |
拝観料 | 境内自由 |
サイト | http://www.udojingu.com/ |
住所 | 宮崎県日南市大字宮浦3232 |
鵜戸神宮の見どころ
亀岩
本殿前の磯にある亀のような形をした岩のこと。豊玉姫が出産の為に乗って来られた亀が石化したものとされる。
本殿
現存の建物は1889年(明治二十二年)の改築。日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊を主祭神とし、縁結び、安産、子授けなどのご利益で知られる。
海幸彦・山幸彦の物語は以下の通り。天孫瓊瓊杵尊(二ニギ)の3人の子の内、長男の火照命(ホデリ)は海での漁を得意としたので「海幸彦」、末子の火遠理命(ホオリ)は山での猟を得意としたので「山幸彦」と呼ばれていた。ある時、2人は猟具を交換して、海幸彦は山へ、山幸彦は海へ出かけるが、山幸彦は海幸彦から借りた釣り針を無くしてしまう。山幸彦は兄に謝るが許して貰えず、塩椎神の助言で亡くした針を探しに綿津見の宮へ行くが、そこで出会った豊玉姫と結婚し、数年後に釣り針と潮の満ち引きを操る「潮乾珠」を貰い地上に帰り、この玉の力で海幸彦を服属させる。妊娠していた妻の豊玉姫は浜辺に産屋を作り鵜の羽で屋根を葺くが葺終わらないうちに産気づき、出産時に本来の姿である和邇(サメ)の姿になっているのを山幸彦に見られたのを恥じて海に帰ってしまう。2人の子は日子波限建鵜草葺不合命といい、神武天皇の父にあたる。一方海幸彦は隼人族(古代の薩摩や日向に存在した民族)の祖とされる。
お乳岩
本殿奥の洞窟にある乳房のような形をした岩。海に帰ってしまう豊玉姫が御子の育児のため、両乳房をくっつけていったもので、ウガヤフキアエズはここから滴る「お乳水」で育ったと伝えられる。
別当墓地
鵜戸神宮の別当寺だった仁王護国寺の歴代別当が眠る墓地。仁王護国寺は当初天台宗だったが、後に真言宗になり、江戸時代には仁和寺の末寺だった。
波切神社
本殿奥の磯の上にある神社。波切不動とも呼ばれ漁業関係者の崇敬を受けている。
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御朱印・御朱印帳
種類 | 「鵜戸神宮」の1種類。 |
貰える場所 | 境内授与所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | 神の使いとされるウサギが描かれた御朱印帳など数種類あります。値段は1000円。 |
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