高島城跡

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 史跡
アクセス JR中央本線上諏訪駅から徒歩10分。駐車場あり。
概要 高島城は現在の長野県諏訪市高島にかつて存在した城。
前身とされる旧高島城(茶臼山城)は室町時代の文明年間(1469-87年)に当地の豪族諏訪氏が諏訪市上諏訪の茶臼山に築いた城で、武田信玄によって諏訪惣領家が滅ぼされた後は武田氏による諏訪地方支配の拠点となり、武田氏が滅び、本能寺の変が起きると諏訪氏の一族である諏訪頼忠が諏訪氏の家督を継ぎ旧領を回復した。
頼忠は新たに金子城を築き居城としたが、1590年(天正十八年)、徳川家康が関東へ移ったことに伴って武蔵国に転封となり、代わりに豊臣秀吉の家臣・日根野高吉が入城。
高吉は1592年(文禄元年)から6年かけて現在の高島城を築き、江戸時代には諏訪藩の藩庁が置かれて、1601年(慶長六年)に下野国壬生藩に転封となった日根野氏に代わって諏訪頼水が藩主となった後は幕末まで諏訪氏が藩主を世襲した。
維新後建物は取り壊され、1875年(明治八年)には高島公園として開放されるようになった。
江戸時代初期に干拓される以前は諏訪湖に突き出た城だったため「諏訪の浮城」とも呼ばれた。諏訪市指定史跡。
見どころ 天守閣諏訪護国神社
拝観時間 4月-9月→9時~17時30分、10月-3月→9時~16時30分。年末休館。
拝観料 大人300円、小人150円。
サイト http://www.city.suwa.lg.jp/
住所 長野県諏訪市高島
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高島城跡の見どころ

天守閣

現存する建物はかつてあった天守閣を参考に1970年(昭和四十五年)に復元されたもの。
内部は資料館となっており、戦国時代や江戸時代の諏訪地方歴史に関する展示がなされている。

諏訪護国神社

園内の一角にある神社。
1900年(明治三十三年)の創建で、当地出身の戦死者などを祀る。

高島公園は桜の名所として知られ、園内には多数の桜の木が植えられており、4月には大勢の花見客で賑わう。

 
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