出島

出島島内マップ

[spp]

基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 史跡
アクセス 長崎電気軌道出島電停から徒歩1分。
概要 出島は長崎県長崎市にある埋め立て地。
外国人と現地の人が交流することを嫌った江戸幕府がポルトガル人を収容するのため1634年(寛永十一年)にかけて有力者に命じて築かせたのが始まりで、1636年(寛永十三年)に完成。
しかし、1637年(寛永十四年)の島原の乱を契機にキリスト教への警戒感が高まり、1639年(寛永十六年)にポルトガル人が追放されると出島は使われなくなったので、1641年(寛永十八年)、平戸から和蘭商館を移転。
以後、オランダ人の居住地となり、鎖国体制の中で、西欧との唯一の窓口として幕末まで機能したが、1855年(安政二年)に日蘭和親条約が結ばれるとオランダ人は自由に市街に出入りできるようになり、1859年(安政五年)には出島の商館も廃止となった。
さらに1885年(明治十八年)以降周囲の埋め立てが進み、現在島としての外観は留めていない。出島和蘭商館跡として国の史跡に指定。
見どころ 一番船船頭部屋ヘトル部屋カピタン部屋旧出島神学校ミニ出島
拝観時間 8時~18時(入場は17時45分まで)
拝観料 大人510円、高校生200円、小中学生100円。
サイト http://nagasakidejima.jp/
住所 長崎県長崎市出島町
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出島の見どころ

一番船船頭部屋

商館の所有する一番船の船長や商館員の居宅として使われていた建物。現存の建物は2000年(平成十二年)の復元。

ヘトル部屋

商館長次席=ヘトルの住宅として使用されていた建物。同じく2000年(平成十二年)の復元で、内部はミュージアムショップや展示室になっている。

カピタン部屋

商館長=カピタンの住宅として使用された建物。2006年(平成十八年)の復元で、1階では出島の歴史や生活に関する展示、2階では商館長の生活の様子を再現した展示がなされている。

旧出島神学校

1878年(明治十一年)にプロテスタントの神学校として建てられた建物。

ミニ出島

1820年(文政三年)頃の出島を描いたものとされる川原慶賀の「長崎出島之図」を参考に制作されたミニチュアル模型。

 
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