大浦天主堂

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 教会(カトリック)
アクセス 長崎電気軌道大浦天主堂電停から徒歩5分。
概要 大浦天主堂は長崎県長崎市南山手町にあるカトリックの教会で、正式には日本二十六聖殉教者堂という。
キリスト教の教えは日本には1549年(天文十八年)にイエズス会のフランシスコ・ザビエルによってもたらされ、戦国時代には西国を中心にかなりの信者を獲得し、キリスト教に帰依する大名も現れたが、豊臣政権時代に弾圧されるようになり、1597年(慶長元年)には豊臣秀吉の命令で捕らえられた26名のキリシタンが長崎で処刑される事件が起こった(二十六聖人の殉教)。
その後、江戸時代を通して禁教は維持されたが、幕末になると外国人が居留地内に礼拝堂をつくることは認められるようになり、1862年(文久2年)、長崎に赴任したフランス人司祭フューレは教会の建築に着手して、1865年(元治二年)に完成した。
1953年(昭和二十八年)には日本の近代西洋建築として初めて国宝に指定されており、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一部として世界遺産暫定リストにも掲載されている。
見どころ 天主堂信徒発見のマリア像
拝観時間 8時~18時(入場は17時45分まで)
拝観料 大人1000円、中高生400円、小学生は300円。
サイト http://www1.bbiq.jp/
住所 長崎県長崎市南山手町5−3
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大浦天主堂の見どころ

天主堂

フューレと1863年(文久三年)に赴任したプティジャンの設計、グラバー邸などを手がけた小山秀之進の施行で、1865年(元治二年)に完成。明治初期に増築されて現代の形態となった。二十六聖人が殉教した西坂の方を向いて建てられている。

信徒発見のマリア像

堂内に安置されているマリア像で創建時にフランスから持ち込まれたもの。日本では禁教後も密かにキリスト教の教えを守り続けた人々(隠れキリシタン)がいたが、1865年(元治二年)、当教会の創建を知った隠れキリシタン数名がプティジャン神父に信仰を打ち明け、このマリア像を拝んだためそう呼ばれる。

 
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