笠寺観音

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 名鉄名古屋本線本笠寺駅から徒歩3分。JR東海道本線笠寺駅から徒歩20分。駐車場あり。
概要 笠寺観音は愛知県名古屋市南区にある真言宗智山派の寺院で、正式には天林山笠覆寺という。
寺伝によれば、733年(天平五年)に浜辺で一本の霊木を見つけた善光という僧が、夢のお告げに従って十一面観音像を刻み、その像を安置するためのお堂を建て小松寺と名付けたのが始まりといい、その後、小松寺は荒れた状態となっていたが、旅の途中偶然通りかかった藤原兼平(平安時代の貴族)が、雨風に晒されている仏像に笠をかけている娘を見初めて妻とし、この2人によって現在地に堂宇が再建され、笠覆寺と改称されたという。
その後再び荒廃したが、鎌倉時代前期に阿願上人によって再興され、江戸時代には尾張四観音(他は荒子観音、甚目寺観音、龍泉寺観音)のひとつとして信仰を集めた。
見どころ 山門多宝塔鐘楼本堂
拝観時間 8時~16時
拝観料 境内自由
サイト http://kasadera.jp/
住所 愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83

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笠寺観音の見どころ

山門

境内入口に建つ重層門。左右には金剛力士(仁王)像を安置し、仁王門とも呼ばれる。

多宝塔

阿弥陀如来を祀る二重塔。江戸時代の正保年間(1644-48年)の建立とされる。

鐘楼

吊るされている鐘は建長三年(1251年)の銘を持ち、尾張三名鐘のいひとつに数えられている。大晦日には一般の人でも除夜の鐘を撞くことができる。

本堂

現存の建物は1763年(宝暦十三年)の再建。
堂内には、8年に一度しか開帳されない秘仏の本尊十一面観音立像や玉照姫(笠をかけていた娘)・藤原兼平像、不動明王像、弘法大師像などを安置する。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「大悲閣」の御朱印、②名古屋七福神「恵比寿神」の御朱印、③「大聖不動明王」の御朱印、④「弘法大師」の御朱印、⑤「大日如来」の御朱印、⑥「玉照姫」の御朱印。
貰える場所 ①~④は本堂内。⑤と⑥は塔頭の泉増院。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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