大須観音

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 市営地下鉄地下鉄鶴舞線大須観音駅から徒歩2分。名古屋駅から徒歩30分または名鉄神宮前行きバスで「大須観音」下車。専用駐車場なり(周辺にコインパーキングはあり)。
概要 大須観音は愛知県名古屋市中区大須にある真言宗智山派の寺院で、正式には北野山真福寺宝生院という。
鎌倉時代の建久年間(1190-99年)に尾張国長岡庄大須郷(現岐阜県羽島市)に観音堂が建てられたのが起源とされ、1324年(元亨四年)に後醍醐天皇が大須郷に北野天満宮を勧請した際、観音堂が神宮寺に発展して宝生坊と称され、1333年(元弘三年)、その別当職に就いた能信上人が真福寺を創建。
1350年(正平五年)に後村上天皇の勅願所となったが、室町時代後期には衰退し、1612年(慶長十七年)に徳川家康が現在地へ移転させて再興。
江戸時代には尾張藩の庇護を受け、広く庶民の信仰を集めたが、1892年(明治二十五年)に隣家の火事を貰って本堂などを焼失し、再建された建物も1945年(昭和二十年)の空襲で失われたため、現存する建物は戦後の再建。
歴代住持が蒐集した貴重な書籍を数多く有し、本堂地下の真福寺文庫には現存する最古「古事記」の写本(国宝)や「琱玉集」(国宝)、「漢書食貨志」(国宝)などが所蔵されている。
主な行事には、初詣(1月)、左義長火祭り(1月第2月曜)、初観音(1月18日)、節分会(2月3日)、花まつり(4月8日)、大須夏祭り(7月下旬)、九万九千功徳日(8月9日)、除夜の鐘(12月31日)がある。
見どころ 仁王門鐘楼堂普門殿本堂
拝観時間 境内自由
拝観料 境内自由
サイト http://www.osu-kannon.jp/
住所 愛知県名古屋市中区大須2-21-47

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大須観音の見どころ

仁王門

境内入口に建つ三間一戸の重層門。左右には金剛力士(仁王)像を安置する。

鐘楼堂

仁王門から入って右側に位置する建物。
吊るされている鐘は1966年(昭和四十一年)に地元婦人会から奉納されたもので、華精の鐘あるいは女人梵鐘とお呼ばれる。

普門殿

本堂左側の建物。十二支の守り本尊を祀り、干支のお守りが授与されている。

本堂

現存する建物は1970年(昭和四十五年)の再建。
堂内には弘法大師の作と伝えれれる本尊の聖観像や不動明王像、弘法大師像などを安置する。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「大悲殿」の御朱印。②尾張三十三観音霊場第一番「本尊 聖観音像」の御朱印、③東海三十六不動霊場第十番「不動尊」の御朱印、④名古屋七福神「布袋尊」の御朱印。
貰える場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 境内の様子が描かれた御朱印帳があります。サイズ18×12㎝、値段1500円。

 
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