乙宝寺

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス JR羽越本線中条駅からタクシーで20分。平木田駅からタクシーで10分または徒歩50分。無料駐車場あり。
概要 乙宝寺は新潟県胎内市にある真言宗智山派の寺院。
寺伝によれば、736年(天平八年)に行基と婆羅門(インド出身と渡来僧)が聖武天皇の命で創建したとされ、婆羅門がインドで手に入れた釈迦の両眼の舎利の右眼部分は中国で創建した寺に納め、左眼部分を当寺に納めたため、あちらが甲で、こちらが乙ということで乙寺と名付けられたという。
その後、後白河天皇から仏舎利を納めるためのる金の宝塔を寄進された際に乙宝寺と改称したいい、「今昔物語」などに載っている猿が当寺で法華経を写経してもらったところその功徳により生まれ変わり、越後国の国司になったという話から猿供養寺とも呼ばれる。
見どころ 仁王門三重塔本堂宝物殿血の池六角堂
拝観時間 9時~16時
拝観料 境内自由。宝物殿は大人300円、高校生以下200円。
サイト http://oppouji.info/
住所 新潟県胎内市乙1112

乙宝寺の見どころ

仁王門

境内入口に建つ重層門。
1745年(延亨二年)の再建だが、一部奈良創建の金堂の古材が使用されているといい、左右の仁王像は行基の作と伝えられる。

三重塔

本堂手前にある高さ約24メートルの塔。
1620年(元和六年)に村上藩藩主村上忠勝の寄進で建てられてもので、国の重要文化財に指定されている。

本堂(大日堂)

1744年(寛保四年)建立の旧本堂は国宝に指定れていた本尊の大日如来像と共に1937年(昭和十二年)の火災で失われ、現存の建物は1983年(昭和五十八年)の再建。堂内には大日如来像、阿弥陀如来像、薬師如来像を安置する。

宝物殿

本堂の地下は宝物展示室となっており、乙宝寺に伝わる文化財が展示されている。
主な収蔵品には、猿供養の伝説にまつわる木の皮に書かれたお経や釈迦の左眼の舎利を納めた塔などがある。

血の池

境内にある池のこと。
昔、流産したり夭折した子供の遺体をこの舟に乗せてこの池に浮かべて葬る習慣があったいい、その時に子供の髪の毛を
少し切ってお墓にいれておくと遺体を葬った翌日から3日間池が真っ赤に染まるので血の池と呼ばれるようになったと伝えられる。

六角堂

本堂左側にある六角形のお堂。
延享年間(1744-47年)の再建で、堂内地下にはかつてあった五重塔の基礎が残されているという。縁結びにご利益があるとされ、結びの堂とも呼ばれる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「大日如来」の御朱印、②越後三十三観音霊場第二十六番「如意輪観音」。
貰える場所 本堂内。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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