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基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 銅山 |
アクセス | わたらせ渓谷鉄道通洞駅から徒歩10分。駐車場あり。 |
概要 |
足尾銅山観光は栃木県日光市足尾町にある足尾銅山の旧坑を利用した観光施設。 足尾銅山は16世紀半頃に発見されたとされる銅山で、1610年(慶長十五年)に幕府の直轄となり、最盛期の17世紀後半には1000トンを超える銅を算出して「寛永通宝」が鋳造されるなど国内の需要を満たしたほか長崎から中国やオランダにも輸出された、 ただ幕末の頃までには算出量が激減しており、そのため明治政府は官営銅山として運営することを諦め、1877年(明治十年)、古河財閥の創始者である古河市兵衛の手に渡り民間の銅山として再開発されることとなった。 その後、近代的な技術の導入により本山抗に加えて通洞坑、小滝抗などの新たな鉱抗が開発され、生産量は急激に増加し、20世紀はじめには日本の銅産出量の40%程度を生産する日本一の銅山となった。 しかし、それに伴い周辺の環境悪化も深刻で、金属成分を含んだ排水などにより周辺の田畑が壊滅する「足尾銅山鉱毒事件」と呼ばれる環境汚染が発生し、1901年(明治三十四年)には地元の政治家田中正造が明治天皇に直訴する事件も起きた。 その後も多少の改善策がとられながら運営は続けられたが、産出量の減少、コストの高騰などの理由により1973年(昭和四十八年)に閉山。 当施設は通洞坑の跡で、内部には当時の採掘の様子が再現され、資料館では写真や映像、採掘道具なども展示されている。 |
見どころ | 鉱抗、資料館、鋳銭座 |
拝観時間 | 9時~17時(入場は16時30分) |
拝観料 | 大人820円、小中学生410円 |
サイト | http://city.nikko.lg.jp/ |
住所 | 栃木県日光市足尾町通洞9−2 |
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