聖天院

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(真言宗智山派)
アクセス JR八高線高麗川駅から徒歩20分。西武秩父線高麗駅から徒歩35分。駐車場あり。
概要 聖天院は埼玉県日高市にある真言宗智山派の寺で、正式には高麗山聖天院勝楽寺という。
「続日本記」には716年(霊亀二年)、関東周辺の高麗人(朝鮮半島にかつてあった国からの移民)を武蔵国に集団移住させて高麗郡を置いたという記事があり、当寺はその指導者であった高麗若光の菩提を弔うため、751年(天平勝宝三年)に創建されたと伝えられる。
はじめ法相宗だったが室町時代初期に真言宗に改宗したとされ、最盛期には多数の末寺を抱えた。
見どころ 山門高麗若光の墓阿弥陀堂本堂慰霊塔
拝観時間 9時~17時(入山は16時30分まで)
拝観料 大人300円、小人150円
サイト なし
住所 埼玉県日高市新堀990

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聖天院の見どころ

山門

境内入口に位置する山門は天保三年(1832年)に再建されたもの。
左右には雷神像、風神像を安置し、楼上には大日如来、七観音、十六羅漢を祀る。

高麗若光の墓

山門の右には高麗若光の墓と伝えられる簡素な石塔がある。
若光は高句麗王族出身とされる高麗移民のリーダーで「続日本紀」には703年(大宝三年)に従五位下に列せられたとの記事がある。

阿弥陀堂

宝永年間(1704-1711年)に再建されたもので、境内最古の建造物される。堂何は阿弥陀如来像を安置。

本堂

現存する建物は2000年(平成十二年)の再建。
内部には1580年(天正八年)に鎌倉仏師大蔵法眼によって造られた本尊の不動明王座像(胎内には空海作とされる不動明王立像を納める)や高麗若光の持仏と伝えられる聖天像(秘仏)を安置し、文応二年(1261年)の銘を持つ銅鐘も収蔵されている。

慰霊塔

当寺は前述のように朝鮮半島と関係が深く、境内には在日朝鮮人の無縁仏を供養するため2000年(平成十二年)に建てられた慰霊塔がある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「不動明王」の御朱印、②武蔵野三十三観音第二十六番「聖観音」の御朱印。
貰える場所 拝観受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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