安楽寺(吉見観音)

[spp]

基本情報

知名度
平均評価


0

種類 寺院(真言宗智山派)
アクセス 東武東上線東松山駅から鴻巣免許センター行バスで「久保田」下車、徒歩30分。駐車場あり。
概要 安楽寺は埼玉県比企郡吉見町にある真言宗智山派の寺院。
正確な創建年代は不明だが寺伝によれば当地を訪れた行基が聖観音菩薩像を刻んで岩窟に安置したのが始まりとされ、平安時代には奥州へ向かう途中の坂上田村麻呂が戦勝を祈願して伽藍を建立したという。
源頼朝の異母弟である源範頼は、父義朝が平治の乱で敗れた後当寺に身を潜めていたと伝えられ、頼朝の挙兵に参加して武功を立てた後当地周辺を所領して吉見御所と称される館を建て、当寺に本堂や三重塔を寄進した。
戦国期には、上杉憲政と北条氏康の戦いに巻き込まれほとんどの建物を焼失し、江戸時代前期に再興された。
慈光寺、正法寺とともに比企三山とも呼ばれ、坂東三十三観音霊場第十一番札所となっている。
見どころ 本堂、三重塔
拝観時間 4-10月→8時~17時、11-3月→8時~16時
拝観料 境内自由
サイト http://yoshimikannon.jp/
住所 埼玉県比企郡吉見町御所374

安楽寺

本堂

現存する本堂は1661年(寛文元年)に建てられたもので、欄間の彫刻「野荒しの虎」は日光東照宮などで知られる伝説的名工左甚五郎の作と伝えられ、夜な夜な欄間から抜け出して周辺の田畑を荒らしまわったという伝説で知られる。
堂内には吉見観音とも呼ばれる本尊の聖観世音菩薩像(毎年6月18日に開帳)を安置し、本堂手前には吉見大仏の通称でしられる1790年(寛政二年)に鋳造された阿弥陀如来坐像がある。

三重塔

現存する高さ約25メートルの三重塔は寛永年間(1624~1643年)に再建されたもの。内部には誕生釈迦如来像を安置する。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 ①坂東十一番「聖(正)観世音」の御朱印、②東国花の寺百ヶ寺「聖観世音」の御朱印
貰える場所 境内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
[gad45]

広告