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基本情報
知名度 | ★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(真言宗豊山派) |
アクセス | JR今津駅徒歩5分の今津港から琵琶湖汽船で25分。JR・近江鉄道彦根駅バス7分の彦根港から琵琶湖汽船またはオーミマリンで35分。JR長浜駅徒歩10分の長浜港から琵琶湖汽船で25分。 |
概要 |
宝厳寺は琵琶湖に浮かぶ竹生島にある真言宗豊山派の寺院。 寺伝によれば、724年(神亀元年)に聖武天皇の勅命を受けた行基が弁財天を祀ったのが始まりとされ、翌年には千手観音を祀る観音堂も建てられたという。 その後、天皇の行幸も行われるなど霊場として信仰を集め、平安時代後期には延暦寺の影響下に入り、天台宗の僧の修行の場ともなった。 中世以降は武家の崇敬を受けて繁栄したが、明治に入ると神仏分離令により弁才天社が竹生島神社(都久夫須麻神社)として切り離され、一時は廃寺の危機の陥った。 しかし、信者や僧侶の努力で廃寺は免れ、現在も西国三十三所30番札所として信仰を集めている。 主な行事には、修正会(1月1~4日)、星祭=節分会(2月2~4日)、祈願祭(7月最終日曜日)、蓮華会(8月15日)、蚕糸祭(10月20日)、天女縁日(毎月15日)、観音縁日(毎月18日)がある。 |
見どころ | 唐門、観音堂、本堂、五重石塔、三重塔、宝物殿、都久夫須麻神社本殿 |
拝観時間 | 9時30分~16時30分 |
拝観料 | 境内自由(入島には入島料400円が必要)、宝物館拝観300円。 |
サイト | http://www.chikubushima.jp/ |
住所 | 滋賀県長浜市早崎町1664 |
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竹生島宝厳寺の見どころ
唐門
豊国廟(京都豊国神社の近くにある豊臣秀吉の墓)の極楽門を1602年(慶長七年)に移築したもの。
桃山様式の豪華絢爛な門で、国宝に指定されている。
観音堂
館音堂も1602年(慶長七年)に豊臣秀頼が片桐且元に再建させた建物で、伏見城から移築したものともいわれている。
堂内には60年に一度しか開帳されない秘仏の本尊千手観世音菩薩像を安置し、西国三十三所30番札所として信仰を集めている。
本堂
明治初めに弁財天を祀る弁財天堂が都久夫須麻神社として分離させられたため長らく弁財天を祀る御堂がなかったが、1942年(昭和十七年)に現存の本堂が建てられた。
平安時代の様式に則って建てられており、内陣の壁や天井には飛天などが描かれている。
本尊の弁財天はやはり秘仏であり、神奈川県江ノ島の江島神社、広島県宮島の厳島神社の弁財天と共に日本三弁財天に数えられている。
五重石塔
本堂近くにある石造の五重塔。高さ247cm、鎌倉時代の建立だといわれている。
三重塔
宝物殿近くに立つ塔。かつてあった三重塔は江戸時代初期に焼失し、長らく再建されることはなかったが、2000年(平成十二年)に現存の三重塔が建てられた。
宝物殿
宝厳寺に伝わる寺宝などを収蔵、展示するための施設。
主な収蔵品には、藤原秀郷奉納といわれる毛抜型太刀(重文)や不動明王座像、絹本着色釈迦三尊像(重文)、駿河倉印(重文)がある。
なお、国宝の法華経序品(竹生島経)は奈良国立博物館に寄託されている。
都久夫須麻神社本殿
都久夫須麻神社と宝厳寺は現在別々の法人によって運営されているが、もともと不可分の存在であり、今も観音堂と都久夫須麻神社の本殿は渡廊(重文)で結ばれている。
やはり秀頼による再建で、伏見城日暮御殿を移築したものと伝えられる。国宝に指定。
御朱印・御朱印帳
種類 | ①西国三十三所第三十番「大悲殿」の御朱印、②西国三十三所第三十番御詠歌の御朱印、③近畿楽寿観音第三十三番「楽寿尊」の御朱印、④「大辯才天」の御朱印。 |
貰える場所 | いずれも本堂近くの納経所。 |
値段 | 1件300円。 |
オリジナル御朱印帳 | オリジナルのものはないようです。 |
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