百済寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス 近江鉄道八日市線八日市駅からバスで20分。無料駐車場あり。 
概要 滋賀県東近江市百済寺町にある天台宗の寺院で、金剛輪寺、西明寺とともに湖東三山のひとつとして知られる。
寺伝によれば606年(推古天皇十四年)、聖徳太子が仏教の師である高句麗出身の慧慈と共に創建したとされ、百済の龍雲寺をモデルとしたことから百済寺の寺号がついたという。
その後、平安時代中期に天台宗の寺院となり、壮大な伽藍が建設されたが、1492年(明応元年)、六角氏と室町幕府第十代将軍足利義材(義稙)の争いに巻き込まれ焼失。
また1503年(文亀三年)にも兵火にかかり、1573年(天正元年)には織田信長軍の焼き討ちを受けている。
この時ほぼ全ての堂宇を失い、現存する本堂などは徳川家康のブレーンだった天台宗の僧天海の弟子である亮算が当寺に住した際に再建されたもの。
主な行事には、修正会(1月1日)、初不動(1月28日)、初観音大般若会(2月18日)、聖徳太子会(3月22日)、仏生会花祭(5月3日)、除夜の鐘(12月31日)がある。
見どころ 山門(赤門)本坊庭園仁王門本堂
拝観時間 8時~17時
拝観料 大人600円、中学生300円、小学生200円(団体割引あり)。
サイト http://www.hyakusaiji.jp/
住所 滋賀県東近江市百済寺町323

百済寺の見どころ

山門(赤門)

境内入り口に位置する朱塗りの門。1650年(慶安三年)の建立。

本坊庭園

百済寺の本坊の喜見院に付属する池泉回遊式庭園で、昭和の名園として名高い。
高所にあるため眺めもよく、四季折々の風景を楽しむことができる(秋には紅葉も美しい)。

仁王門

本堂前に立つ門の事で、左右に金剛力士像(仁王像)を安置することからこの名がある。
またその横には巨大なワラジが吊るされており、これに触れると健康・無病長寿にご利益があるといわれている。

本堂

現存する正面五間、側面六間、入母屋檜皮葺きの本堂は山門などと同じく1650年(慶安三年)の建立。
堂内には兵火を免れた高さ2.6メートルの十一面観音立像(平安時代の作、秘仏)や聖観音座像(室町時代)、如意輪観音半跏像(室町時代)、聖徳太子孝養像(江戸時代)などを安置する。
建物は重要文化財に指定されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①近江西国霊場第十六番「植木観音」、②びわ湖百八霊場第六十四番「植木観音」、③湖国十一面観音第十番「植木観音」、④聖徳太子御遺跡第三十四番「弥勒佛」、⑤湖国十一面観音霊場第十番「大悲閣」。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円。
オリジナル御朱印帳 紅葉と境内が描かれた御朱印帳があります。

 
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