近江神宮

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 京阪電気鉄道石山坂本線近江神宮前駅から徒歩8分。駐車場あり(年末年始以外は無料)。
概要 近江神宮は滋賀県大津市神宮町にある神社で天智天皇を祀る。
明治時代末期頃から大津に縁のある天智天皇をお祀りしようという気運が地元の人々の間でたかまり、昭和天皇の勅許を受けて1940年(昭和十五年)に創建された。
境内には近江造と称される独自の様式の本殿や天智天皇がはじめて水時計(漏刻)を作ったというエピソードにちなんだ時計博物館がある。
主な行事には、歳旦祭・初詣(1月1日)、天智天皇祭(1月10日)、かるた名人位クイーン位決定戦(上中旬の土曜)、かるた祭(上中旬の日曜)、節分祭(2月3日)、律令祭(2月23日)、例祭(4月20日)、近江まつり(例祭後最初の日曜日)、流鏑馬神事(6月第1日曜日)漏刻祭(6月10日)、全国高等学校かるた選手権大会(7月下旬)、御鎮座記念祭(11月7日)、除夜祭り(12月31日)がある。
見どころ 本殿漏刻古代火時計神楽殿時計館宝物館
拝観時間 6時~18時(お守りの授与→9時~16時30分、祈祷→9時30分~16時、時計館宝物館→9時30分~16時30分)
拝観料 境内自由(時計館宝物館は大人300円、小中高生150円)
サイト http://oumijingu.org/
住所 滋賀県大津市神宮町1-1

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近江神宮の見どころ

本殿

社殿は1944年(昭和十九年)の完成。本殿・内拝殿・外拝殿が回廊で結ばれた近江造りあるいは昭和造りと呼ばれる独自の様式で建てられており、国の登録有形文化財となっている。
祭神天智天皇(天命開別大神)は、中臣鎌足らと共に大化の改新を行った中大兄皇子であり、667年(天智天皇六年)に近江宮(現在の大津市)への遷都を行った当地ゆかりの人物である。
時の祖神、開運・導きの大神、文化・学芸・産業の守護神として崇敬されている。

漏刻

漏刻とは水時計のことで、「日本書紀」には祭神が中大兄皇子時代の660年(斉明天皇六年)と671年(天智天皇十年)に漏刻を作ったとの記事がある。
境内にある漏刻は1964年(昭和三十九年)にスイスの時計メーカーオメガ社の日本総代理店が奉納したもの。

古代火時計

火時計とは線香や火縄の燃えた長さで時間を計るというもの。
境内には1979年(昭和五十四年)にスイスの時計メーカーロレックス社から奉納された古代中国風の火時計がある。

神楽殿

本殿右手に位置する建物で、内部にはかるた額が掲げられている。
小倉百人一首の第1首目に歌が載せられている天智天皇にちなんで近江神宮ではカルタが盛んであり、競技かるたの会場ともなっている。競技かるたを題材とした人気漫画「ちはやふる」には舞台として登場する。

時計館宝物館

前述の通り祭神は時計と関係が深く、境内には古今東西の時計を集めた博物館がある。
高松宮家から御下賜されたわが国最古級の懐中や江戸時代に作られた振子式天文時計「垂揺球儀」などを展示するほか、2階は宝物館となっており近江神宮に奉納された各種の文化財が展示されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 「近江神宮」の1種類。
貰える場所 境内授与所。
値段 1件300円。
オリジナル御朱印帳 社紋が入ったシンプルな御朱印帳があります。

 
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