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基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(真言宗智山派) |
アクセス | 京王線高幡不動駅から徒歩3分。多摩都市モノレール高幡不動駅から徒歩5分。駐車場あり。 |
概要 |
高幡不動尊は東京都日野市高幡にある真言宗智山派の寺院で、正式には高幡山明王院金剛寺という。 奈良時代に行基によって開かれたとも伝えられるが、平安時代の初めに清和天皇の勅願を受けた慈覚大師(円仁)が東関鎮護の霊場として高幡山山上に諸堂を建てたことが実質的な始まりとされる。 1335年(建武二年)に起きた暴風によってこの山上の諸堂は倒れ、その後麓に移して再建された。 室町時代や戦国時代には「汗かき不動尊」と呼ばれ武将たち崇敬を集め、江戸時代には学問所として栄えて庶民からも「火伏の不動尊」として信仰された。 1779年(安永八年)の火災で大日堂、大師堂、山門などを焼失したが、不動堂などは残り、文化財にも歴史あるものが数多く残されている。 広大に境内にはその後徐々に再建された堂宇が建ち並び、アジサイや紅葉の名所としても知られている。 主な行事には、初詣・元朝祈願大護摩修行(1月1~3日)、初弘法大師(1月21日)、豆撒式・だるま市(2月節分)、涅槃会(2月15日)、花まつり(4月8日)、春季大祭(4月28、29日)、新選組まつり(5月第2日曜)、あじさい祭り(6月初旬~7月初)、青葉祭り(6月15日)、秋季大祭(9月28日)、もみじまつり(11月18~30日)、除夜の鐘(12月31日)がある。 |
見どころ | 仁王門、不動堂、五重塔、大日堂、奥殿、土方歳三像、あじさい・もみじ |
拝観時間 | 境内自由(諸堂は9時~16時) |
拝観料 | 境内自由(奥殿は300円、大日堂は200円) |
サイト | http://www.takahatafudoson.or.jp/ |
住所 | 東京都日野市高幡733 |
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高幡不動尊の見どころ
仁王門
境内入り口に位置する重層門。
室町時代の建立で、当初楼門として計画されながら途中で計画変更となり最近まで単層だったが、1959年(昭和三十四年)の解体修復の際に楼門として復元された。
入り口左右には同じく室町時代に造られた仁王(金剛力士)像を安置する。重要文化財に指定。
不動堂
山上にあった不動堂が大風で倒れた後の1342年(康永元年)に現在地に再建された建物が今も残る。
堂内には平成になってから造られた本尊丈六不動三尊を安置する(平安時代の丈六不動三尊は奥殿に移動)。
火防、厄除け、交通安全などに霊験があるとして信仰を集めている。
五重塔
塔高39.8m、総高45m、1980年(昭和五十五年)の建立。平安時代初期の様式で建てられており、鮮やかな朱色が印象的。
大日堂
高幡不動尊の本堂にあたる建物で、安永八年の大火以後長い間仮堂のままだったが1987年(昭和六十二年)に再建。
堂内には平安時代の大日如来像を安置し、天井に描かれた龍の壁画は音を反射して鳴いているように聞こえる「鳴り龍」として有名。拝観料200円、9時~16時、月曜休館。
奥殿
不動堂の奥に位置する建物で丈六不動三尊像を中心に高幡不動尊に伝わる寺宝を収蔵、展示する。
丈六不動三尊像は像高2.8mの不動明王坐像と矜羯羅童子像、制托迦童子像からなり、修理はされているもののいずれも平安時代後期の作。拝観料300円、9時~16時、月曜休館。
土方歳三像
高幡不動尊は新選組副長土方歳三(1835-1869年)の菩提寺であり、境内には1995年(平成七年)に日野市ロータリークラブの寄進で立てられた土方歳三像がある。
また1876年(明治九年)に新選組を記念して立てられた「殉節両雄之碑」もあり、奥殿には土方関係の資料が展示されている。
あじさい・もみじ
高幡不動尊は紫陽花の名所として有名であり、境内には約170種類、7500株のアジサイが植えられている。
またカエデの木も300本以上あり、秋には紅葉が楽しめる。
御朱印・御朱印帳
種類 | ①多摩四国八十八箇所第八十八番「不動明王」の御朱印、②関東三十六不動霊場第九番「不動明王」の御朱印、③「弘法大師」の御朱印、④「大日如来」の御朱印、⑥「昌福弁財天」の御朱印。 |
貰える場所 | 境内納経所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | 五重塔が描かれた御朱印帳と大日堂天井の鳴り龍が描かれた御朱印帳があります。いずれもサイズは16×11㎝、値段は1000円。 |
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