[spp]
基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(真言宗智山派) |
アクセス | 京王線高尾山口駅から徒歩3分の清滝駅で高尾登山電鉄ケーブルカーに乗り高尾山駅下車徒歩20分。または山麓駅からエコーリフトに乗り山上駅下車徒歩30分。高尾山口駅から徒歩60分。麓に駐車場あり。 |
概要 |
高尾山山中にある真言宗智山派の寺院で、正式には高尾山薬王院有喜寺という。 寺伝によれば、744年(天平十六年)に聖武天皇の勅命によって行基が薬師如来像を当地で祀ったのが始まりとされ、永和年間(1375-1379年)に入山した俊源によって再興され、飯縄大権現を祀るようになったという。 その後修験道の道場として修行者を引き付け、北条氏綱や上杉謙信、武田信玄などの戦国武将も信仰をよせた。 江戸時代には紀州徳川家の崇敬を受けたが、明治に入ると神仏分離令や修験道の廃止で困難な時代を迎えた。 山中の境内は自然豊かで、御本堂、御本社、大師堂、神変堂。奥の院不動堂、浅間社などが建ち並ぶ。 主な行事には、新年初詣大護摩供(1月1~7日)、節分会(2月3日)、火渡り祭(3月13日)、滝びらき(4月1日)、春季大祭(4月第3日曜日)、秋季大祭(10月17日)、滝じまい(10月31日)がある。 |
見どころ | 本堂、飯縄権現堂(御本社)、奥之院不動堂、弁天洞、神変堂、蛸杉 |
拝観時間 | 8時~17時 |
拝観料 | 境内自由 |
サイト | http://www.takaosan.or.jp/ |
住所 | 東京都八王子市高尾町2177 |
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高尾山薬王院の見どころ
本堂
現存の建物は1901年(明治三十四)の建立。
堂内には護摩壇があり、高尾山薬王院の開山本尊である薬師如来像と中興本尊の飯縄大権現像を安置する。
飯縄権現堂(御本社)
本殿・幣殿(相の間)・拝殿が一体となった権現造と呼ばれる形式の建物で、本殿は1729年(享保十四年)、幣殿・拝殿は1753年(宝暦三年)の建立であり、その後幾度か改築されている。
祀られている飯縄権現は長野県の飯縄山に対する山岳信仰から生まれたと考えられる日本独自の神で、不動明王、歓喜天、迦楼羅天、宇賀神、荼枳尼天の混淆した神ともいわれ、しばしば白狐に乗った烏天狗形で表象される。
権現堂の周りには天狗の像があり、修験道の霊場らしい雰囲気を醸し出している。
奥之院不動堂
山上にある建物で寛永年間(1624年-1644年)の建立。東京都の有形文化財に指定されている。
堂内には室町時代初期の作といわれる不動明王像および二童子立像を安置する。
弁天洞
本坊そばにある小さな洞窟の事で、弁財天が祀られており。福徳円満や商売繁盛にご利益があるとして信仰を集めている。
神変堂
浄心門の左手にある神変大菩薩を祀る御堂。
神変大菩薩とは修験道の祖として崇められ役行者(役小角)ことで、当山で修行したとの伝説が伝わる。
蛸杉
浄心門手前に聳える杉の木のことで、その根がタコの腕のようなので蛸杉と呼ばれる。
天狗たちが道を開くためにこの杉を神通力で倒そうとしたので慌てて自ら移動しこのような形になったとの伝説が伝えられている。
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御朱印・御朱印帳
種類 | ①聖武天皇勅願所「飯縄大権現」の御朱印、②関東三十六不動霊場八番「飯縄大権現」の御朱印、③東国の花の寺百ヶ寺「飯縄大権現」の御朱印。 |
貰える場所 | 境内授与所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | モミジが描かれたものなど何種類か販売されています。 |
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