箱根神社

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基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス JR東海道線・小田急小田原線小田原駅、箱根登山鉄道箱根湯本駅から元箱根・箱根町行バスで元箱根または元箱根または元箱根港下車。JR東海道線熱海駅から元箱根行バスで終点下車。駐車場あり。
概要 箱根神社は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある神社。
正確な創建年代は不明だが箱根山は古くから霊山として信仰されており、鎌倉時代以降は東国武士から篤く崇敬さ、今も通年多くの人が訪れる人気の神社となっている。
主な行事には、歳旦祭(1月1日)、節分祭(2月節分)、夏越大祓(6月30日)、湖水祭(7月31日)、例大祭(8月1日)、師走大祓・除夜祭(12月31日)がある。 
見どころ 平和の鳥居第六天神社曽我神社宝物館本殿九頭龍神社新宮箱根元宮
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由(宝物館は大人500円、小人300円)
サイト http://hakonejinja.or.jp/
住所 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1

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箱根神社の見どころ

平和の鳥居

社伝のあるエリアの真下の芦名湖の畔に建つ鳥居。
現天皇陛下の立太子とサンフランシスコ講和条約締結を記念して1952年(昭和二十七年)に建てられたもので、1964年(昭和三十九年)に鎮座1200年と東京オリンピックを記念して「平和」の扁額が掲げられたためこう呼ばれるようになった(額字は吉田茂の筆)。

第六天神社

箱根神社の境内社のひとつで、淤母陀琉神(おもだるのかみ)を祀る。
本来は特に修験道で信仰されていた第六天魔王を祀っていたが、明治の神仏分離令の際に天地開闢のとき6番目に生成した神であることから第六天魔王と習合していた淤母陀琉神を祭神とした。

曽我神社

境内社のひとつで、曽我十郎祐成之命と曽我五朗時致之命を祀る。
祭神は「曽我物語」の主人公であり、父の仇である工藤祐経を源頼朝が行った富士の巻狩りに乗じて殺害した事件で知られる曽我兄弟。
弟の時致は幼少のころ当社に稚児として預けられており、頼朝に従って参拝した祐経を見つけ殺そうとするが果たせず、逆に赤木柄の短刀を与れ、後年この刀で祐経にとどめをさしたといわれている。

宝物館

箱根神社に伝わる貴重な文化財の数々や関連資料を展示する施設。
主な収蔵品には、万巻上人坐像、箱根権現縁起絵巻、文永五年(1268年)の銘を持つ鉄湯釜、赤木柄短刀(いずれも重要文化財)などがある。開館時間9時~16時30分、大人500円、小人300円。

本殿

拝殿と本殿が幣殿を挟んで一体となった権現造と呼ばれる形式の建物で、箱根大神として瓊瓊杵尊(二ニギ)、木花咲耶姫命(コノハナノサクヤビメ)、彦火火出見尊(ヒコホホデミ)を祀る。

九頭龍神社新宮

箱根神社の境外社で芦ノ湖の畔に建つ九頭龍神社の新宮として1999年(平成十一年)に建てられたもので、本宮と同じく九頭龍大神を祀る。

箱根元宮

西部鉄道社長で箱根のリゾート開発にも大きく関わった堤康次郎の寄進によって1964年(昭和三十八年)に建てられた社で、古代に祭祀が行われて場とされる駒ヶ岳の山頂に建つ。

御朱印・御朱印帳

種類 ①「箱根神社」の御朱印、②「九龍神社」の御朱印、③箱根七福神「恵比寿神」の御朱印。
貰える場所 駐車場近くの鳥居隣のお札所(本殿近くのお札所ではない)。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 表に社殿、裏に芦名湖、平和の鳥居、富士山が描かれた御朱印帳があります。値段は1300円、サイズは16×11㎝。
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歴史

詳細は不明だが当地は古くから信仰の対象になっていたようで、社伝では孝昭天皇の代(前475-前393年?)に聖占上人が駒ケ岳から箱根山の主峰神山をご神体として祀ったのが始まりとされる。
また鎌倉時代初めに書かれた「筥根山縁起并序」によれば、757年(天平宝字元年)に修行僧の万巻が箱根三所権現を感得し、現在地に社殿を建てたという。
石橋山の戦いに敗れ山中に逃れた源頼朝は当社の別当の助けを受けたといわれ、1180年(治承四年)10月に早川荘を寄進するなど崇敬篤く、その後も鎌倉公方や後北条氏の庇護を受けた。
1590年(天正十八年)に豊臣秀吉が小田原を攻めた際に焼かれたが、1594年(文禄六年)に徳川家康より復興され200石の朱印地を与えられた。
別当寺として金剛王院東福寺(初め般若寺)があったが明治初めの神仏分離令により廃止されて箱根神社と称するようになり、近代社格制度のもとでは官幣小社に列せられた。

 
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