大中寺

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(曹洞宗)
アクセス JR両毛線大平下駅から徒歩30分。東武日光線新大平下駅から徒歩40分。駐車場あり。
概要 大中寺は栃木県栃木市大平町にある曹洞宗の寺院。
寺伝によれば久寿年間(1154-53年)に真言宗の寺として建てられたのが始まりといい、その後、衰退して荒廃した状態となっていたが、1489年(延徳元年)に当地付近に勢力を持った豪族・小山成長が庵妙慶禅師を開山に据えて曹洞宗の寺院として再興したとされる。
16世紀中頃に5世住持の海庵が亡くなると無学宗棼と快叟良慶の間に後継者争いが起き、無学派は寺を出て小山高朝により設立された新な大中寺(現大平町榎本)に移る事態となり、一時荒廃した。
しかし、6世住持となった快叟が上杉謙信の叔父であった関係から越後上杉氏の支援で復興され、1568年(永禄十一年)には謙信と北条氏康の和議が当寺で行われている。
1591年(天正十九年)には徳川家康より曹洞宗の関八州僧録職と寺領100石を与えられ、関東における曹洞宗の中心的な寺院として栄えた。
幾度も火災に遭っており、古い建物は残っていないが、山門は皆川城(現栃木市)の城門を1616年(元和二年)に移築したものと伝えられる。
上田秋成の著書「雨月物語」にある「青頭巾」という鬼に化けた僧を改心させる話は当寺に伝わる話を元にしたもので、他にも「大平山七不思議」(枕返しの間・馬首の井戸・おとら様の墓・不開の雪隠・東山一口拍子木・根無し藤・油坂)と呼ばれる不思議な話が残されている。
見どころ 山門、本堂、地蔵堂、あじさい、枝垂桜
拝観時間 日中
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 栃木県栃木市大平町西山田252
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御朱印・御朱印帳

種類 「南無釈迦牟尼仏」の御朱印1種類。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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