西明寺(栃木)

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 真岡鉄道益子駅から徒歩45分。またはタクシーで10分。駐車場あり。
概要 西明寺は栃木県芳賀郡益子町にある真言宗豊山派の寺院。
寺伝によれば737年(天平九年)に行基によって開かれ、紀有麻呂が伽藍を建立したのが始まりといい、兵火などにより一時衰えたが、1209年(承元元年)に宇都宮景房の支援で再興され、1255年(建長七年)には鎌倉幕府第五代執権北條時頼によって伽藍が整備されたという。
南北朝時代には兵火により再び衰微したが、1394年(応永元年)に益子勝直によって再興された。
広大な敷地内には寺の運営する診療所や介護老人保健施設もある。坂東三十三箇所第二十番札所。
見どころ 楼門三重塔鐘楼堂本堂閻魔堂
拝観時間 境内自由(本堂内部は300円)
拝観料 境内自由
サイト http://fumon.jp/
住所 栃木県芳賀郡益子町益子4469

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西明寺の見どころ

楼門

境内入口に位置する三間一戸入母屋造の重層門。
現存の建物は1492年(明応元年)に建てられたもので、右には阿形、左には吽形の金剛力士像を安置する。重要文化財に指定。

三重塔

楼門の左側に位置する塔。
1538年(天文七年)に益子家宗の寄進で建てられたもので、関東甲信越四古塔のひとつとして知られる。高さ約18メートル、国の重要文化財に指定。

鐘楼堂

三重塔の奥に位置する2階立ての建造物。
建物は1722年(享保十七年)の建立で、吊るされている梵鐘は1671年(寛文十一年)の鋳造。

本堂

本堂は1394年(応永元年)に建てられたものだが、1701年(元禄十四年)に大幅に改築されている。
堂内の厨子は本堂と同時に造られたものがそのまま残り、内部に秘仏の本尊十一面観世音菩薩を納める。また内陣には鎌倉時代の作とみられる聖観音菩薩像、馬頭観音菩薩像、千手観音菩薩像などが安置されている。

閻魔堂

本堂右手に位置する建物。
堂内には閻魔大王座像を中心に善童子像、悪童子像、奪衣婆像、地蔵尊像を安置し、閻魔像はその表情から「笑い閻魔」とも呼ばれる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①坂東二十番「十一面観世音」、②坂東二十番御詠歌の御朱印、③「布袋尊」の御朱印。他閻魔様などの絵入りの御朱印があります。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円(絵入りは500円)
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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