浜離宮園内マップ
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基本情報
知名度 | ★★★★★ |
平均評価 | |
種類 | 庭園 |
アクセス | 大手門口→都営地下鉄大江戸線築地市場徒歩7分。中の御門口→汐留駅徒歩5分、浜松町徒歩15分。 |
概要 |
東京都中央区浜にある都の管理する庭園。 当地は江戸時代初期には葦原が広がり将軍の鷹狩との舞台となっていたが、この地を与えられた甲府藩主の松平綱重が1654年(承応三年)に屋敷を建て、以後甲府藩の下屋敷として使われるようになった。 これが浜離宮の起源であり、その後綱重の子である家宣が江戸幕府第六代将軍となると将軍家の別邸となって「浜御殿」と呼ばれるようになり、明治維新後は宮内省の管理下に入って「浜離宮」と呼ばれるようになった。 第二次大戦後には東京都に下賜され、現在は一般に公開された庭園となっている。1952年(昭和二十七年)、国の特別史跡・特別名勝に指定。 |
見どころ | 三百年の松、内堀、稲生神社、潮入の池、鴨場、松の茶屋、中島の御茶屋、植物 |
入場時間 | 9時~17時(入園は16時30分まで) |
入場料 | 一般300円、65歳以上150円、小学生、都内在住在学中学生無料。団体割引あり。 |
サイト | http://teien.tokyo-park.or.jp/ |
住所 | 東京都中央区浜離宮庭園 |
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浜離宮の見どころ
三百年の松
大手門の近くにある松の木で、江戸幕府六代将軍徳川家宣が庭園の大改築を行った際に植えられたもの。
内堀
大手門近くにある水路。江戸時代には大阪などから運ばれてきた物資の中継施設として使われていたという。
旧稲生神社
境内にある神社のこと。
いつ創建されたかは不明だが少なくても江戸時代後期には存在しており、現存の社殿は1894年(明治二十七年)の再建。
潮入の池
潮入の池は、その名の通り潮の満ち引きによって東京湾から海水が流入するように造られている池で、江戸時代には海辺の庭園ではしばしばこの形式が用いられていたが、現在では都内で唯一のものとなっている。
池のなかには、ボラやハゼ、ウナギ、セイゴ(スズキの幼魚)など海の魚が棲息している。
鴨場
鴨場とは、鴨猟をするために造られた猟場のことで、浜離宮園内には1778年(安永七年)に造られた庚申堂鴨場と1791年(寛政三年)に造られた新銭座鴨場の2つがある。
鴨をとる方法は囮のアヒルを使って鴨を池から狭い引掘におびき寄せ、一気に救い上げるまたは鷹を使って取らせるというもの。
鴨猟は江戸時代に将軍や大名によって盛んに行われ、現在は皇室の行事として引き継がれている。
松の茶屋
第十一代将軍徳川家斉の代に建てられた茶屋のひとつで、第二次大戦中の空襲で焼失したが、2010年(平成二十二年)に古図に基づいて再建された。
中島の御茶屋
潮入の池の中央に位置する中島にある茶屋で、1707年(宝永四年)に建てられたのが始まりだが、現存する建物は1983年(昭和五十八年)に再建されたもの。抹茶と茶菓子をいただくことができる。
桜・菜の花・植物
浜離宮園内には、桜や菜の花、ボタンをはじめと様々な植物が植えられており、四季折々の風景を楽しむことができる。主な見頃は以下の通り。
春 | 菜の花、ソメイヨシノ、ハクモクレン、ハナモモ、ヤマザクラ、ボタン、ツツジ、サツキ、フジ |
夏 | ハナショウブ、アジサイ、ノウゼンカズラ、サルスベリ、スイフヨウ |
秋 | コスモス、ヒガンバナ、ハゼノキ、モミジ(紅葉)、イチョウ(紅葉) |
冬 | ロウバイ、ウメ、スイセン |
アクセス
築地市場から大手門口
都営地下鉄大江戸線築地市場駅A1出口を出て新大橋通り(50号)を道なりに進む。所要時間約8分。
新橋駅から中の御門口
新橋駅汐留口を出て都道481号線を東京湾方面に進む。所要時間は徒歩約10分。
駐車場
浜離宮専用の駐車場は無いので、汐留駐車場(中央区銀座八丁目 / 港区東新橋一丁目)、ユアー・パーキング築地第2駐車場(中央区築地5丁目5−12)などを利用。
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