法界寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗醍醐派)
アクセス 京都市営地下鉄東西線石田駅徒歩20分。京阪バス日野薬師下車すぐ。駐車増数台分あり。
概要 伏見区日野西大道町にある真言宗醍醐派の寺院で、日野薬師・乳薬師の名でも知られる。
当地は藤原北家の一流日野家が領地としていた所で、1051年(永承六年)日野資業が薬師如来像を造り、胎内には最澄自作といわれる三寸の薬師像を納めて御堂を建てたのが法界寺の始まりとされる。
その後、日野家の菩提寺として諸堂が建立され、室町時代には足利義政の正室日野富子が出るなど足利将軍家と結びつき栄えたが、後の戦乱で衰えた。
また、浄土真宗を起こした親鸞上人は日野家の出身であり、当寺は親鸞の生誕地としても知られる。
阿弥陀堂とそこに安置される木造阿弥陀如来坐像は国宝に指定されている。
見どころ 阿弥陀堂、本堂(薬師堂)、裸踊り
拝観時間 9時~17時(10月-3月は~16時)
拝観料 一般500円、小中学生200円
サイト なし
住所 京都府京都市伏見区日野西大道町19
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法界寺の見どころ

阿弥陀堂

五間四方重層、宝形造檜皮葺の建物で、鎌倉時代初期の再建だが藤原時代の典型的な阿弥陀堂建築とされる。
内部には飛天などの壁画が描かれ、中央須弥壇には本尊の木造阿弥陀如来坐像を安置する。

薬師堂(本堂)

建物は1904年(明治37年)に奈良竜田の伝燈寺の本堂を移築したもので、室町時代の建築。
内部には本尊で秘仏の薬師如来立像、脇侍の日光・月光菩薩、十二神将(重文)を安置する。西国薬師四十九霊場38番札所として信仰を集める。

裸踊り

1月14日に行われる法界寺の行事の事で、ふんどしのみを身に着けた男たちが阿弥陀堂前で「頂礼頂礼」と叫びながらもみ合うというもの。京都市の登録民族無形文化財に指定されている。

 
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