光明寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 寺院(西山浄土宗)
アクセス 阪急バス旭が丘ホーム前下車すぐ。阪急京都線長岡天神駅徒歩30分。駐車場なし。
概要 長岡京市粟生西条ノ内にある浄土宗寺院で、正式には報国山念仏三昧院光明寺という。
法然上人が初めて念仏の教えを人々にといた場所であり、境内には法然上人の霊廟がある。
1198年(建永九年)、法然に帰依した武将の熊谷直実が開いた念仏三昧院が始まりで、1227年(嘉禄三年)、東山に作られた法然の墓が比叡山延暦寺の宗徒に荒らされそうになった際に遺骸が移され荼毘に付された。
この時法然の石棺が当寺の方角に光りを放って場所を知らせたといい、これに因み光明寺と称するようになった。
その後、後嵯峨天皇や亀山天皇の帰依を受けて栄えたが、応仁の乱で焼かれ衰微し、江戸時代初期に復興された。
境内には御影堂、阿弥陀堂、観音堂、勧化所、閻魔堂、釈迦堂、書院、鐘楼などがあり、紅葉の名所として有名。
見どころ 御影堂、観音堂、釈迦堂、紅葉
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由(紅葉シーズンは500円)
サイト http://www.komyo-ji.or.jp/
住所 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
広告

光明寺の見どころ

御影堂

光明寺の中心となる総欅造の建物で、1754年(宝暦四年)再建。
内部には法然上人自作と伝えられる「張子の御影」や蓮生(熊谷直実)像を安置する。
御影堂周辺には熊谷直実が琵琶湖河畔の浮御堂から背負って来たという阿弥陀如来像を安置する阿弥陀堂や法然上人石棺、梵鐘、法然上人立教開宗の像などがある。

観音堂

参道を上がってすぐ右側にある小さな建物。
恵心僧都作とされる旧本尊の十一面千手観音は重要文化財に指定されたのを機に京都国立博物館に寄託されており、現在は代わりに粟生観音寺から移された十一面観音像が安置されている。
洛西観音三十三霊場の七番目の札所として知られる。

釈迦堂

建物は元の釈迦堂が1734年(享保十九年)に焼失した後の1738年~1741年頃に再建されたもの。
内部には焼け跡の残り「頬焼けのお釈迦様」と呼ばれる釈迦如来立像を安置する。

 
[gad45]

広告