身延山久遠寺

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(日蓮宗)
アクセス JR身延線身延駅から身延山行バスで終点下車。駐車場あり。
概要 身延山久遠寺は山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山寺院。
日蓮宗の宗祖日蓮は1271年(文永八年)、他宗派を激しく非難したことなどにより捕らえられ佐渡に流されたが、1274年(文永十一年)には赦され、信徒で当地の領主だった波木井実長のすすめで身延山に入った。
これが当寺の始まりで、1281(弘安四年)には本格的な寺院として整備して身延山妙法華院久遠寺と寺名を定め、翌年日蓮が亡くなると遺骨が納められた。
以後日蓮宗の中心的寺院として発展し、1475年(文明七年)には11世日朝が手狭になった西谷から現在地へ伽藍を移転。徳川氏や武田氏の庇護を受け、江戸時代には各地から参拝する信徒のための宿坊が周辺に立ち並んだ。
1875年(明治八年)に火災に遭っており、現存する建物は新しいものが多い。シダレザクラの名所としても知られる。
見どころ 総門山門菩提梯五重塔本堂祖師堂奥之院思親閣祖廟
拝観時間 4月-9月→5時~17時、10月-3月→5時30分~17時
拝観料 境内自由
サイト http://www.kuonji.jp/
住所 山梨県南巨摩郡身延町身延3567

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身延山久遠寺の見どころ

総門

参道入口に建つ門。
現存の建物は28世日奠上人の時の建立で、掲げられている「開会関」の額は36世日潮上人の筆。

三門

境内入口に位置する重層門。「身延山」の扁額は79世日慈上人の筆。左右には仁王像を安置する。

菩提梯

三門から本堂のあるエリアへは菩提梯と呼ばれる長い階段が続く。全部で287段あり、「南無妙法蓮華経」の7字にちなんで7区画に分けられている。

五重塔

かつてあった五重塔は1875年(明治八年)の火災で失われ、現存の建物は2009年(平成二十一年)の再建。

本堂

現存の建物は 1985年(昭和六十年)の再建。
堂内には釈迦如来像、多宝如来像、日蓮大聖人坐像などを祀り、地下は宝物館となっている。

祖師堂

本堂の隣に位置する建物。1881(明治十四年)の再建で、堂内には日蓮聖人像を安置する。

奥之院思親閣

身延山山頂にある建物。
日蓮は度々身延山の登っては亡き両親を偲んでいたと伝えられ、堂内には育恩の祖師と呼ばれる日蓮聖人像などが安置されている。本堂のあるエリアからはロープウェイで行くことができる。

祖廟

日蓮聖人の墓所。
ここは身延山に入った日蓮が最初に草庵を結んだ場所であり、近くには歴代住持の墓もある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「妙法」の御朱印、②「如蓮華在水」の御朱印、③「天晴地明」の御朱印、④「育恩之峰」の御朱印、⑤「知恩報恩」の御朱印、⑥「育恩」の御朱印、⑦「功徳聚」の御朱印。
貰える場所 ①-③が祖師堂、④‐⑥が奥之院、⑦が祖廟近くの常唱殿。またそれぞれで「南無妙法蓮華経」の御首題がいただけます。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 枝垂桜と五重塔が描かれた御朱印帳があります。サイズ16×11㎝、値段1000円。

 
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