弘明寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(高野山真言宗)
アクセス 京急本線弘明寺駅から徒歩1分。ブルーライン弘明寺駅から徒歩7分。駐車場あり。
概要 弘明寺(ぐみょうじ)は神奈川県横浜市南区にある高野山真言宗の寺院。
寺伝によれば720年(養老四年)にインド出身の善無畏(唐の長安で活躍した僧で公式な記録には残っていないが日本渡来伝説がある)が当地に結界を張って浄域とし、737年(天平九年)に聖武天皇の命を受けて悪疫を沈めるため諸国を巡礼していた行基が十一面観音像を刻んで堂宇を建てたのが始まりといい、814年(弘仁五年)には弘法大師空海が訪れ護摩を行い、歓喜聖天を刻んで安置したと伝えられる。
鎌倉時代初めには源頼朝から祈願寺とされるなど武家の信仰を集め、戦国期には北条早雲から寺領を寄進され、江戸時代にも朱印地を認められて坂東三十三観音霊場第十四番札所として栄えた。
明治に入ると神仏分離令と廃仏毀釈により大打撃を受け、一時は廃寺同然の状態にまで追い込まれたが、1901年(明治三十四年)に住持に就任した渡辺寛玉師の尽力もあり徐々に賑わいを取り戻した。
見どころ 仁王門鐘楼本堂七つ石
拝観時間 8時~17時
拝観料 境内自由(本尊拝観は500円)
サイト http://www.gumyoji.jp/
住所 神奈川県横浜市南区弘明寺町字山下267

弘明寺の見どころ

仁王門

境内入口に位置する門。
建物は江戸時代の建立で、左右に安置される金剛力士(仁王)像は駒倉時代後期の作とされる。横浜市指定有形文化財。

鐘楼

鐘楼に吊るされている梵鐘は1798年(寛政十年)に鋳造されたもので、川崎大師(平間寺)の梵鐘を作った人物でもある藤原政平という鋳物師の作。

本堂

現存する本堂は1766年(明和三年)に再建されたもので、一部には1044年(寛徳元年)に建てられた旧本堂の木材が使用されている。
堂内には平安時代中期の作とされ、国の重要文化財に指定されている本尊の十一面観音立像(通称弘明寺観音)などを安置する。

七つ石

上記の善無畏が結界を立てた際に置いたものと伝えられる石で、霊石として信仰を集めている。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①坂東第十四番「大悲殿」、②武相不動尊第十八番「波切不動尊」、③四国東国八十八箇所六十番「大日如来」。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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