三溪園

三溪園園内マップ

[spp]

基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 庭園
アクセス JR根岸線山手駅から徒歩30分。横浜駅東口、桜木町駅、元町・中華街駅から市バスで「三溪園入口」下車。有料駐車場あり(最初2時間500円、以降30分毎100円)。
概要 三溪園は横浜市中区にある公益財団法人三溪園保勝会が管理する庭園。
生糸貿易などで財を成した実業家の原富太郎(三溪)が、養祖父原善三郎から譲り受けた当地に1899年(明治三十二年)に山荘を建てたのが始まりで、1906年(明治三十九年)から一般に公開されるようになった。
園内には京都や鎌倉から移築された歴史ある建築物が立ち並び、蓮や紅葉の名所としても知られる。
見どころ 旧燈明寺三重塔旧矢箆原家住宅旧東慶寺仏殿三溪記念館鶴翔閣臨春閣月華殿天授院聴秋閣春草廬旧天瑞寺寿塔覆堂植物
開園時間 9時~17時(入園は16時30分まで)
入園料 大人500円、子供200円
サイト http://www.sankeien.or.jp/
住所 横浜市中区本牧三之谷58-1
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三溪園の見どころ

旧燈明寺三重塔

京都府木津川市にあった日蓮宗の燈明寺から1914年(大正三年)に移築されたもの。1457年(康正三年)の建立で重要文化財に指定されており、近くには同じく燈明寺から移築された旧燈明寺本堂もある。

旧矢箆原家住宅

宝暦年間(1751-1764年)に建てられた掌造の民家建築。
元は白川郷の一部である岐阜県大野郡荘川村岩瀬(現高山市)にあったが、ダム工事に伴って1960年(昭和三十五年)に三溪園へ移築された。
内部では古い民具が展示されている。重要文化財に指定。

旧東慶寺仏殿

縁切り寺として有名な鎌倉の臨済宗寺院東慶寺から1907年(明治四十年)に移築された建物。江戸時代初期の建築とみられこちらも重要文化財に指定されている。

三溪記念館

溪園の創設者である原三富太郎に関する資料や富太郎自筆の書画、富太郎にゆかりのある作家の作品などを展示する施設。館内には茶店もあり抹茶や茶菓子をいただくことができる。

鶴翔閣

1902年(明治三十五年)に建てられ原家の住宅として使用されていた建物。
現在は貸出施設となっており、茶会、展示会、結婚披露などに利用することができる。横浜市指定有形文化財。

臨春閣

1649年(慶安二年)に建てられた和歌山の紀州徳川家別荘を1915年(大正四年)に移築したもの。
内部には狩野派による障壁画がある(現在飾られているものはコピーで本物は三溪記念館に収蔵)。

月華殿

1603年(慶長八年)の建立で徳川家康が伏見城の大名控室として造らせたものと伝えられる。
三室戸寺金蔵院から1918年(大正七年)に移築。重要文化財に指定。

天授院

建長寺の前身的存である心平寺地蔵堂の建物を1916年(大正五年)に移築したもの。1651年(慶安四年)の建立で重要文化財に指定されている。

聴秋閣

1623年(元和九年)に徳川家光の命を受けた佐久間実勝によって二条城内に建てられ、江戸幕府第三代将軍徳川家光の乳母である春日局に与えられた建物。
後に春日局の孫である稲葉正則の江戸の屋敷に移築され、1922年(大正十一年)に当園に移された。

春草廬

桃山時代建築に建てられた茶室建築で、織田信長の弟で茶人として知られた織田有楽斎の作といわれている。
月華殿と同じく1918年(大正七年)に三室戸寺金蔵院から移築。

旧天瑞寺寿塔覆堂

1591年(天正十九年)に豊臣秀吉が母のために建てたものと伝えられる。大徳寺の塔頭天瑞寺から1902年(明治三十五年)に移築。

植物・花々

三渓園の日本庭園では様々な植物を楽しむことができる。

ユキヤナギ、ヤマブキ、サクラ、シャガ、フジ、ツツジ、サツキ
スイレン、ハナショウブ、アジサイ、ハス、ムクゲ、フヨウ
ハギ、ヒガンバナ、イチョウ(紅葉)、モミジ(紅葉)
スイセン、ツバキ、ウメ

 
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