総持寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価




4

種類 寺院(曹洞宗)
アクセス JR京浜東北線鶴見駅から徒歩5分。京浜急行線京急鶴見駅から徒歩7分。駐車場あり。
概要 総持寺は神奈川県横浜市鶴見区にある曹洞宗の寺院。
行基が創建したと伝えられる真言宗系の諸岳寺を1321年(元亨元年)に曹洞宗の僧・瑩山紹瑾が譲り受け、後醍醐天皇から勅額を与えられたのが総持寺の始まりと伝えられ、室町時代には足利将軍家、江戸時代初めには徳川家康も寄進を行うなど永平寺に並ぶ曹洞宗の中心寺院として栄えた。
創建以来長らく能登国櫛比庄(現石川県宇和島市)にあったが1898年(明治三十一年)の大火でほとんど全ての建物を焼失したこともあり、1911年(明治四十四年)に現在地へ移転した(石川県には總持寺祖院が残る)。
広大な境内には大伽藍が立ち並び、周囲には寺が運営する鶴見大学や総持寺保育園もある。
見どころ 三松関大梵鐘三門向唐門香積台仏殿大祖堂宝物館
拝観時間 諸堂内部は10時、11時、13時、14時、15時~案内付きで見て回る形式。
拝観料 境内自由。諸堂内部は一般400円。宝物館は一般300円、学生200円。
サイト http://www.sojiji.jp/
住所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

[gad]

総持寺の見どころ

三松関

境内入口に位置する総持寺の総門。
「三樹松関」の額字は總持寺貫首、曹洞宗管長を務めた石川素童(1842-1920年)の筆で、三松関の名は石川県時代の総持寺の近くに龍の形をした三本の松の木があったことに由来するという。

大梵鐘

山門の左手の丘の上にある鐘楼に吊るされている鐘は1913年(大正二年)に完成したもので、重さは18.75トンあり、関東で最大の大きさを誇るという。
大晦日には一般の人も除夜の鐘を撞くことができる。横浜市指定文化財。

三門

三松関の奥に位置する重層門。
木原造林社長の木原豊次郎(崇雲)が妻の菩提を弔うため、1969年(昭和四十四年)に寄進してもので、左右の金剛力士像は15歳の時の元横綱北の湖をモデルにしているといわれ、楼上には観音菩薩像、地藏菩薩像、十六羅漢像、四天王像を安置する。

向唐門(勅使門)

山門の奥に位置する桃山様式の四脚門。
扉には菊の紋章があしらわれており、現在は正月や7月のみたままつり、11月の移転記念日、禅師の入山式などの時のみ開かれる。1925年(大正十四年)の完成。

香積台

向唐門右奥にある建物で、拝観、法要などの受付ところとなっており、御朱印もここで頂ける。
堂内には木像としては日本最大の大きさともいわれる大黒天像あり、拝めば開運福徳にご利益があるという。

仏殿

大祖堂の隣に位置する建物で、1915年(大正四年)に完成。
堂内には邇宮邦彦の筆による「鎮護國家」の扁額が掲げられ、本尊釈迦牟尼如来像及び脇侍の迦葉尊者像、阿難尊者像を安置する。

大祖堂

境内奥部に位置する高さ36メートル、面積6600㎡の巨大な建物。
1965年(昭和四十年)に完成したもので、内部には歴代の住持の頂相(肖像画)と位牌を安置する。

宝物館嫡々庵

総持寺に伝わる文化財を所蔵、展示するための施設。
主な所蔵品には、瑩山紹瑾像、提婆達多像、前田利家夫人像、観音堂縁起(いずれも重要文化財)などがある。土日祝日の10時~16時30分までの会館で、入館料は一般300円、学生200円。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 大祖「常濟大師」の1種類(達磨の絵入りバージョンは書かれていた老師が亡くなられたため現在は頂けないようです)。
貰える場所 香積台内の受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 裏表を使って大祖堂が描かれた御朱印帳があります。値段は1000円、サイズは16×11㎝。

[gad45]

広告