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基本情報
知名度 | ★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(真言律宗) |
アクセス | 金沢シーサイドライン海の公園柴口駅から徒歩10分。京急本線金沢文庫駅から徒歩13分。駐車場なし。 |
概要 |
称名寺は神奈川県横浜市金沢区にある真言律宗の寺院。 北条氏の一門で鎌倉幕府の評定衆などを務めた北条実時が1258年(正嘉二年)頃、金沢の別宅内に建てた持仏堂が始まりといわれ、1267年(文永四年)に下野国薬師寺から審海を招いて開山とした。 その後、顕時、顕時と引き継がれ金沢北条氏の氏寺として栄え、多くの優れた学問僧を輩出したことでも知られたが、1333年(正慶二年)に鎌倉幕府と金沢氏が滅びると庇護者を失い徐々に衰退した。 現在、1323年(元亨三年)に作られた称名寺結界図(重要文化財)に描かれた当時の建造物は残っていないが、その跡である土壇などの遺構があり、境内は史跡に指定されている。 |
見どころ | 仁王門、金堂、梵鐘、庭園、金沢文庫 |
拝観時間 | 日中 |
拝観料 | 境内自由 |
サイト | なし |
住所 | 神奈川県横浜市金沢区金沢町212-1 |
称名寺の見どころ
仁王門
赤門から入り桜並木を抜けた先にあるのが仁王門。
左右には1323年(元亨三年)に仏師院興が造った巨大な金剛力士像(神奈川県重要文化財)が安置されている。
金堂
堂内には1276年(建治二年)に造られた本尊の木造弥勒菩薩立像を安置し、その背後の壁には弥勒来迎図、弥勒浄土図が描かれている(いずれも重要文化財)。
梵鐘
鐘楼に吊るされている鐘は1301年(正安三年)に鋳造されたもので、「称名の晩鐘」として金沢八景(地名ではなく金沢の美しい風景8選のこと)のひとつに数えられている。
庭園
仁王門と金堂、釈迦堂の間には阿字ヶ池を中心とした浄土式庭園がある。
この池は北条実時の時代から残るものといわれ、1971年(昭和四十六年)から行われた発掘調査を経て庭園として整備され公開されるようになった。桜や菖蒲、紅葉など四季折々の風景が楽しめる。
金沢文庫
金沢文庫とは北条実時が1275年(建治元年)頃邸宅内に作った私設の図書館で、多数の蔵書を擁したが幕府滅亡後は称名寺とともに衰退しコレクションも多くが散逸した。
現在金沢文庫の建物は残っていないが、昭和期に建てられた神奈川県立金沢文庫があり、釈迦堂の本尊木造釈迦如来立像(重文)や条実時像(国宝)など称名寺に伝わる文化財の多くがここに収蔵されている。開館時間9時~16時30分、入館料大人200円、学生150円。
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御朱印・御朱印帳
種類 | ①「慈尊」の御朱印、②「彌勒」の御朱印。 |
貰える場所 | 金堂左側の寺務所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | ないようです。 |
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