待乳山聖天

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(聖観音宗)
アクセス 浅草駅から徒歩10分。筑波エックスプレス浅草駅から徒歩18分。無料駐車場あり。→詳細
概要 東京都台東区浅草にある聖観音宗の寺院。待乳山聖天と呼ばれることが多いが正式には本龍院という。浅草寺の子院。
寺伝によれば、595年(推古天皇三年)、当寺の建つ台地が突然地面から湧き出てその周りを天から降りてきた龍が守護したといい、601年(推古天皇九年)に付近で大干ばつが起きた際、十一面観音が大聖歓喜天(=聖天)の姿となって現れ苦しむ人々を救ったと伝えられている。
その後、聖天への信仰がたかまり、857年(天安元年)には慈覚大師(円仁)が当山で浴油修行を行い、自ら刻んだ十一面観音像を安置したという。
主な行事には、初詣(1月1~3日)、大般若講・大根まつり(1月7日)、節分会(2月3日)、浴油講(2月20日)、 灯明講(8月20日)、御宮殿御開扉(12月8日)がある。
見どころ 本堂出世観音歓喜天地蔵戸田茂睡の歌碑銅造宝篋印塔糸塚
拝観時間 4月-9月→6時~16時30分、10月-3月→6時30分~16時30分(祈祷は8時30分~16時30分)
拝観料 境内自由
サイト http://www.matsuchiyama.jp/
住所 東京都台東区浅草7-4-1

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待乳山聖天の見どころ

本堂

石段上に位置する建物で、大聖歓喜天および浅草名所七福神のひとり毘沙門天を祀る。
また柱などには夫婦和合や良縁にご利益のあるという大根と商売繁盛にご利益のあるという巾着があしらわれ(大根は祈願の供え物としても使われ境内で求めることも、持ち込むこともできる)、内部の天井には堅山南風(1887-1980年)による龍の絵が絵かれている。

出世観音

境内に入ってすぐ右側に位置する観音像で、頭部は1936年(昭和十一年室)に境内の土の中から発見されたものであり、室町時代の作といわれている。
芸能や学業関係の出世にご利益があるとして信仰を集めている。

歓喜天地蔵

境内に入ってすぐ左側に位置する地蔵像で、子育て地蔵として信仰されている。

戸田茂睡の歌碑

戸田茂睡(1629-1706年)は江戸時代初期に活躍した歌学者、歌人。
本堂右手にある歌碑には「あはれとは夕超えてゆく人もみよまつちの山に残すことの葉」という当寺が詠まれた歌が刻まれている。

銅造宝篋印塔

本堂の左手にある銅造宝篋印塔は天明元年(1781年)に鋳物師西村和泉守という人物によって造られたもので、台東区指定文化財となっている。

糸塚

本殿の裏側にある塚で、1864年(元治元年)、長唄の十一世杵屋六左衛門が父の供養のために建てたものという。

御朱印・御朱印帳

種類 ①「大聖歓喜天」の御朱印、②浅草七福神「毘沙門天」の御朱印。
入手場所 本堂内(16時まで)
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 シンプルなデザインのオリジナル御朱印帳があります。

浴油祈祷

浴油祈祷は密教の修法の中でも最神秘の法のひとつといわれる聖天独特の供養法で、様々な願い事を叶えるのに効果があるといわれている。
寺務所で氏名や願い事を書いて受付を済ませると7日間毎朝祈祷が行われ、終了した後には本堂で御札またはお守りが授与される。

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アクセス

浅草駅から

東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武スカイツリー線浅草駅浅草駅改札を出て、江戸通り(6号線)→314号線と進めば左側に入り口が見えてくる。所要時間は約10分。

筑波エックスプレス浅草駅から

つくばエクスプレス浅草駅A出口を出て国際通りを進み、西浅草三丁目で右折して言問通り(319号)に入る。隅田川に突き当たったら左折し少し歩けば到着。所要時間約18分。

バスを利用

都バスを利用する場合は、隅田公園またはリバーサイドスポーツセンターで下車。

 
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