富岡八幡宮

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 東京メトロ東西線門前仲町駅から徒歩3分。都営地下鉄大江戸線門前仲町駅から徒歩6分。JR京葉線越中島駅駅から徒歩15分。境内奥に無料駐車場あり。
概要 東京都江東区富岡にある神社で、誉田別命(応神天皇)他8柱の神を祀る。
1624年(寛永四年)、この地を干拓した長盛法師によって永代島に創建されたのが始まりで、8月に行われる深川八幡祭りは江戸三大祭のひとつに数えられ盛大に執り行われたことで知られる。
境内には、本殿、婚儀殿、資料館や七渡神社・野見宿禰神社・聖徳太子社・恵比須社などの末社が建ち並ぶ。
主な行事には、歳日祭(1月1日)、節分祭(2月3日)、七渡神社例祭(6月17日)、深川祭=例祭(8月15日)、酉の市(11月酉の日)、大祓式(12月31日)がある。→御朱印の入手法
見どころ 力士の碑本殿資料館伊能忠敬像七渡神社野見宿禰神社恵比須社
拝観時間 境内自由(社務所等は9時~17時)
拝観料 境内自由(資料館は 大人500円、小中学生300円)
サイト http://www.tomiokahachimangu.or.jp/
住所 東京都江東区富岡1-20-3

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富岡八幡宮の見どころ

力士の碑

江戸時代、富岡八幡宮では勧進相撲(寺社の修理費を集める名目で行われる相撲興行)が大変盛んで、現在でも大相撲とのつながりが深く、参道横の「大関力士碑」や本殿奥の「横綱力士碑」など相撲に関する石碑がいくつもある。
また、新横綱誕生の際には新横綱による土俵入りの奉納が行われる。

本殿

前本殿は関東大震災や第二次大戦中の空襲でダメージを受け、現存する建物は1956年(昭和三十一年)の再建。
誉田別命(応神天皇)を主祭神とし、相殿に神功皇后・仁徳天皇・天照大神・常磐社神・天児屋根命・武内宿祢命・常磐社神・竈大神を祀る。

資料館

1階に深川の漁師の使用していた漁具や木場の貯木場で使われた木挽きの道具など江戸時代の周辺住民の仕事道具が展示され、2階には中国や李氏朝鮮の陶磁器が展示されている。
入場料大人500円、小中学生300円(1階のみは大人200円、小中学生100円)、開館時間10時~15時30分。

伊能忠敬像

「大日本沿海輿地全図」を製作したことで知られる測量家・伊能忠敬を記念して2003年(平成十三年)に立てられた銅像。日本地図が刻まれた黒御影石を背景に歩く忠敬が表現されている。
伊能忠敬は深川黒江町(現在の門前仲町1丁目)に住み、測量に出かける前には必ず富岡八幡宮に参詣して安全を祈願した熱心な信者だったという。

七渡神社

富岡八幡宮の末社のひとつで市木嶋姫命=弁財天を祀る。
八幡宮が創建される以前から祀られていた地主神で、七渡弁天の名で親しまれている。6月17日に例祭が行われる。

野見宿禰神社

末社のひとつで野見宿禰(のみのすくね)を祀る。
野見宿禰は「日本書紀」に登場する土師氏の祖とされる人物で、強力を誇った当麻蹶速(たいまのけはや)を相撲で倒したエピソードが記されていることから相撲の始祖として崇敬さている。

恵比須社

本殿左奥にある末社のひとつで、深川七福神のひとり恵比須様=事代主命(ことしろぬしのみこと)を祀る。

御朱印・御朱印帳

種類 ①「富岡八幡宮」の御朱印、②深川七福神「恵比須神」の御朱印。
入手場所 社殿右手の祈祷受付。
値段 1件500円
オリジナル御朱印帳 あるはずですが自分が行ったときは見当たりませんでした。
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富岡八幡宮の歴史

江戸時代初期、砂州であった当地周辺を長盛法師という僧が埋め立てて、1627年(寛永四年)に永代島に八幡宮を建てたのが当宮の始まりで(8世紀に創建された神社を遷したとも)、同時期に別当寺として永代寺も創建された。
埋め立てで出来た広大な土地には大名の下屋敷や商家が立ち並ぶようになり、境内では勧進相撲が行われ富くじが開かれるなど多くの人で賑わった。
特に深川祭・深川八幡祭りと呼ばれるその例祭は有名で「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王さん」と言われ、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭と共に江戸三大祭りの一つに数えられた。
1807年(文化四年)には雨天で延期になった深川祭に多くの人が詰めかけところ、永代橋が崩落して死傷者をだす事故が発生している(大田南畝の「夢の憂橋」という著作にこの事故の顛末が書かれている)。
明治に入ると神仏分離令の影響から永代寺は廃寺となり(後に塔頭の吉祥院が名を引き継ぎ復活している)、近代社格制度の元では准勅祭社、府社に列せられた。
1945年(昭和二十年)の東京大空襲では社殿が焼失するなど大きな損害を受けたがその後復興されて現在にいたる。

 
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