橘寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス 近鉄吉野線飛鳥駅から奈良交通バス橿原神宮東口行きで川原下車、徒歩3分。駐車場あり。
概要 橘寺は奈良県高市郡明日香村橘にある天台宗の寺院で正式には仏頭山上宮皇院菩提寺という。
当地は聖徳太子の誕生地とされ、平安時代に成立した「聖徳太子伝暦」によれば、606年(推古天皇十四年)太子が勝鬘経を講義すると大きな蓮華の花が降り、南の山に千の仏頭が現れて光り輝いたため、天皇が太子に命じて寺を建立したのが橘寺の始まりという。
文献上初めて登場するのは「日本書紀」の天武天皇九年(680年)の記事で、橘寺の尼坊十房が焼けたとあり、境内からは白鳳時代のものとみられる瓦が見つかっている。
平安時代には衰微したが、鎌倉時代になり太子信仰が盛隆すると当寺も信仰を集めるようになった。
しかし、文安年間(1444~1449年)や1506年(永正三年)に多武峯(現談山神社)の衆徒に焼かれ、江戸時代には一堂を残すのみとなった。
その後、1864年(元治元年)から明治初めにかけて再興され、現存する伽藍が建立された。
見どころ 本堂(太子殿)、観音堂、聖蔵殿
拝観時間 9時~17分
拝観料 350円
サイト なし
住所 奈良県高市郡明日香村橘532

橘寺の見どころ

本堂(太子殿)

1864年(元治元年)の再建で、堂内には室町時代の木造聖徳太子坐像(重文)などを安置する。
本堂前には、太子の愛馬で達磨大師の化身という黒駒像や石の両面に顔の彫り込まれた謎の二面石がある。

観音堂

平安時代後期の作とされる木造如意輪観音坐像(重文)を安置する。

聖蔵殿

橘寺に伝わる寺宝を収蔵するための施設で、4月中頃と10月初旬から1ヵ月程公開される。
主な収蔵品には土佐光信筆と伝えられる絹本著色太子絵伝(重文)や平安時代の木造日羅立像(重文)、木造地蔵菩薩立像(重文)がある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国霊場第十番「聖徳殿」の御朱印、②聖徳太子御遺跡霊場第八番「太子誕生所」の御朱印。
貰える場所 本堂横の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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