芝大神宮

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 大門駅から徒歩2分。浜松町駅から徒歩5分。御成門駅徒歩6分。車の場合は周辺の有料駐車場を利用。→詳細
概要 東京都港区芝大門にある神社で、伊勢神宮の祭神である天照大御神・豊受大御神などを祀る。
社伝によれば1005年(寛弘二年)の創建と伝えられ、江戸時代には徳川将軍家の保護のもと栄え、「関東のお伊勢さま」として多くの庶民の崇敬を集めた。
オフィスビルの合間にあり現在の境内は広くないが初詣などには大勢の人が訪れ、結婚式に使われることも多い。
主な行事には、元旦祭(1月1日)、節分祭(2月3日)、祈年祭(3月7日)、大祓式(6月30日)、七夕祭(7月7日)、例祭=だらだら祭(9月11~21日)、貯金祭(10月17日)がある。
見どころ 本殿お守り・縁起物だらだら祭り
拝観時間 6時~19時(授与所は8時~18時)
拝観料 境内自由
サイト http://www.shibadaijingu.com/index.html
住所 東京都港区芝大門1-12-7

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芝大神宮の見どころ

本殿

前本殿は1945年(昭和二十年)の東京大空襲で焼失し、現存の建物は1964年(昭和三十九年)の再建。
伊勢神宮の内宮に祀られる天照皇大御神と伊勢神宮の外宮に祀られる豊受大御神を主祭神とし、相殿に源頼朝公と徳川家康公を祀る。
更に1876年(明治九年)の火災の以降、境内にあった多くの末摂社を本殿に合祀したため、大国主命(出雲社)、大物主命(金毘羅社)、事代主命(事代神社)、品陀和気命=応神天皇(八幡社)、菅原道真(天満宮)、保食神(宝禄稲荷神社)、健速須佐之男命(氷川神社)、木花咲耶姫命(浅間神社)などなど様々な神が祀られている。なので当宮本殿にお参りすればどのようなご利益にも対応可能なのかもしれない。

お守り・縁起物

芝大神宮は商売繁盛の神としても崇敬篤く、授与所では「商」の字が刺繍された商い守を求めることができる。
また藤の花の描かれた小さな箱を三つ重ねてつくられる千木筥(ちぎはこ)と呼ばれる当宮独自の縁起物も有名で、着物と一緒にしまっておけば着物を増やすといい、良縁にご利益があるという。

だらだら祭り

9月11から21日にかけて行われる芝大神宮の例祭の事で、その期間の長さからだらだら祭りと呼ばれる。本祭と蔭祭が隔年で行われ、16日が大祭日となる。
期間中には生姜市が開かれ、厄除けになり、食べれば風邪予防にも効果的という生姜が無料で配布される。

御朱印・御朱印帳

種類 「芝大神宮」の1種類(書置きのみのようです)。
入手場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 木製の御朱印帳や花柄のシンプルな御朱印帳があります。値段は御朱印込みで1500円、サイズは16cm×11cm。

歴史

社伝によれば1005年(寛弘二年)、伊勢神宮を勧請して飯倉山(現在の芝公園付近)に創建されたのが始まりだという。
東国を平定した源頼朝は1184年(元暦元年)に飯岡山の地を御厨(大社が所有した領地の事で、供御物・神饌といった食料品を神社に届ける職を担った人々の拠点となった)として伊勢神宮の寄進し、当社にも1185年(元暦元年)と1193年(建久四年)に土地を寄進して自ら参詣している。
そのため鎌倉時代を通じて武家の崇拝篤く、後には足利尊氏の弟直義や江戸城築城で知られる太田道灌、豊臣秀吉も信仰を寄せている。
江戸時代に入ると徳川家康が領地を寄進したのをはじめとして将軍家から保護を受け、1598年(慶長三年)増上寺が当社の建っていた場所付近に移転してくるのに伴って現在地に遷った。
また江戸のお伊勢さんとして庶民の間にも高い人気を誇り、多くの参拝客で賑わった。1805年(文化二年)に当社境内で起きた相撲取りと鳶頭の喧嘩は「め組の喧嘩」の通称で知られる「神明恵和合取組」という歌舞伎の演目の題材となり、広く人に知られる事となった。
明治に入ると、准勅祭社、次いで府社に列せられたが、1876年(明治九年)に火災に遭い社殿を焼失した。
その後再建された社殿も1923年(大正十二年)の関東大震災と1945年(昭和二十年)の東京大空襲で失われ、現在は戦後に再建された建物が建つ。
古くは飯倉神明宮や芝神明宮、芝明神などと呼ばれたが、明治以降は芝大神宮としている。

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アクセス

大門駅から

都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅A6出口を出てすぐに右折し、交差点を左折すれば到着。所要時間約2分。

浜松町駅から

JR山手線・京浜東北線浜松町駅北口を出て目の前の道路を左手に進み、大門駅を過ぎた辺りで右折。所要時間約5分。

御成門駅から

都営地下鉄三田線御成門駅A1、A2出口を出て、歩道橋手前の道を左に入りしばらく歩いて右折。所要時間約6分。

芝公園駅から

都営地下鉄三田線芝公園駅A5出口を出て、日比谷通りを直進し、増上寺前で右折。所要時間は約7分。

駐車場

鳥居の手前に駐車スペースがありますが一般の参拝者用ではないようなので、タイムズ芝大門第6(芝大門1-5)、芝NBFタワー駐車場(芝大門1丁目1-30)などのコインパーキングを利用するのがよいでしょう。

 
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