円成寺

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗御室派)
アクセス JR・近鉄奈良駅から柳生、邑地中村、石打行きバスで忍辱山下車すぐ。無料駐車場20台分あり。
概要 円成寺は奈良県奈良市忍辱山町にある真言宗御室派の寺院。
創建については不明な点が多いが、寺伝によれば756年(天平勝宝八年)、聖武天皇・孝謙天皇の勅願により鑑真の弟子の唐僧・虚瀧が開山し、忍辱施寺と称したという。
1026年(万寿三年)、命禅がこの地に十一面観音像を祀る御堂を建てたのが実質的な始まりと考えられ、1112年(天永三年)、経源(迎接上人)によって阿弥陀堂が建てられ、1153年(仁平三年)に入山した仁和寺の寛遍によって寺観が整えられ、東密(真言密教)忍辱山流を形成して盛隆した。
1466年(文正元年)、本堂などを焼失して一時衰微するが、栄弘によって復興され、江戸時代には多数の子院を抱える大寺となった。その後、明治の廃仏毀釈で寺地を縮小して現在にいたる。
境内には楼門、本堂、護摩堂、多宝塔などがあり、鎮守社の白山堂・春日堂と多宝塔に安置される木造大日如来座像は国宝に指定されている。
見どころ 本堂庭園木造大日如来座像白山堂・春日堂
拝観時間 9時~17時
拝観料 大人400円、中学生300円、小学生100円
サイト http://www.enjyouji.jp/
住所 奈良県奈良市忍辱山町1273

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円成寺の見どころ

本堂(阿弥陀堂)

正面3間、側面4間、入母屋造、1466年(文正元年)の再建。
正面左右に舞台が付属する珍しい造りで、内部には平安時代後期の本尊阿弥陀如来坐像(重文)や鎌倉時代の四天王像(重文)を安置し、内陣の四天柱には阿弥陀如来来迎図が描かれている。

庭園

円成寺の庭園は平安時代末期に寛遍が築いたものといわれ、平安時代の浄土式庭園の貴重な遺構となっている。
池に浮かぶ中島の正面には1468年(応仁二年)再建の楼門があり、秋には紅葉が美しい。

木造大日如来座像

1990年(平成二年)再建の多宝塔に安置される仏像。
運慶の若い時の作で、1175年(安元元年)に造りはじめられ、翌1176年(安元二年)に完成したことが銘からわかっている。像高約99cm、寄席木造漆箔、玉眼入り。

白山堂・春日堂

本堂東に並んで建ち、それぞれ白山大権現と春日大明神を祀る。
共に円成寺の鎮守社といて建てられたものだが、明治の神仏分離令以降は堂と称している。
1228年(安貞二年)、春日大社の造替え際に旧社殿を移築したものと考えられ、最古の春日造の社殿。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「阿弥陀如来」の御朱印、②「大日如来」の御朱印。
入手場所 本堂内の朱印所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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