鶴林寺(加古川)

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス JR山陽本線加古川駅から徒歩20分。山陽電鉄本線尾上の松駅から徒歩15分。駐車場あり。
概要 鶴林寺は兵庫県加古川市加古川町にある天台宗の寺院。
寺伝によれば、589年(崇峻天皇二年)、聖徳太子が、物部氏ら排仏派の迫害から逃れ当地に身を寄せていた高麗(朝鮮半島にあった国家)出身の僧・恵便を支援して、秦川勝に精舎を建てさせ、刀田山四天王寺聖霊院と名付けたのが当寺の始まりといい、718年(養老二年)に身人部春則が七堂伽藍を建立し、平安時代初めには慈覚大師円仁が訪れて薬師如来像を安置したと伝えられる。
1112年(天永三年)に鳥羽天皇の祈願所となって「鶴林寺」と寺名を改め、中世以降太子信仰が盛んになると聖徳太子ゆかりの寺として信仰を集めたが、戦国時代以降衰微した。
とはいえ、現在でも多くの文化財が残され、「西の法隆寺」、「播磨の法隆寺」と称されることもある。
見どころ 仁王門三重塔太子堂常行堂本堂鐘楼宝物館
拝観時間 9時~17時(入山は16時30分まで)。
拝観料 入山料大人500円、小人200円、宝物館拝観大人500円、小人200円、セット券800円(市民は700円)。
サイト http://kakurinji.or.jp
住所 兵庫県加古川市加古川町北在家424

鶴林寺の見どころ

仁王門

境内入口に建つ三間一戸の重層門。現存の建物は1672年(寛文十二年)の再建。左右には仁王像を安置する。

三重塔

室間時代に建立されたもので、江戸時代に大幅に修築されているという。また1976年(昭和五十一年)に放火の被害に遭ったが、全焼は免れ、1980年(昭和五十五年)の解体修理が完成している。高さ約18メートル、内部には大日如来像を安置。

太子堂

1112年(天永三年)の建立で国宝に指定。堂内は本尊釈迦三尊像(重文)が安置され、壁面には九品来迎図、仏涅槃図、聖徳太子像が描かれている。

常行堂

太子堂の対面にある同形式の建物。平安時代の建立とされ、国の重要文化財に指定されている。

本堂

現存の建物は1397年(応永四年)の建立で、国宝に指定されている。,和様を、大仏様、禅宗様を取り入れた折衷様の代表的な建造物。堂内には秘仏の本尊薬師三尊像などを安置する。

鐘楼

建物は1407年(応永十四年)の建立。吊るされている梵鐘は平安時代初期に円仁が持ち込んだと伝えられる高麗時代の朝鮮で制作されたもので、こちらも重要文化財に指定されている。

宝物館

鶴林寺に伝わる数々の文化財を収蔵、展示する施設。鶴林寺所蔵の文化財には白鳳期の銅造聖観音立像(重文)や鎌倉時代の絹本著色聖徳太子像(重文)など貴重なものが多い。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国霊場第二十七番「聖観音」の御朱印、②聖徳太子御遺跡霊場第二十七番「刀田の太子」の御朱印、③西国四十九薬師霊場第二十二番「醫王殿」の御朱印、関西花の寺霊場第九番「醫王殿」の御朱印。
貰える場所 本堂内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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