吉備津神社

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス JR吉備線(桃太郎線)吉備津駅から徒歩10分。駐車場あり。
概要 吉備津神社は岡山県岡山市北区吉備津にある神社。
祭神の吉備津彦命は第七代孝霊天皇の皇子で、四道将軍の一人として西道に派遣され朝敵の平定に活躍したとされる人物で、死後、当社背後の吉備の中山(中山茶臼山古墳)に葬られたとされ、五代目の孫にあたる加夜臣奈留美命が社殿を当社の始まりとされる。
「続日本後記」に847年(承和十四年)に従四位の神階を贈られたとの記述があるのが最も古い記録で、927年(延長五年)成立の延喜式神名帳にも名神大社として記載されている。
近くの吉備津彦神社とはもともと一体の存在であったが、律令制の中で吉備国が備前、備中、備後に分けられたことから分離したものとみられ、当社は備中国一宮、吉備津彦神社は備前国一宮となっている(広島県福山市にある備後国一宮吉備津神社は当社を勧請したものとされる)。
明治維新後につくられた近代社格制度のもとでは国幣中社、次いで官幣中社に列せられている。
見どころ 犬養毅像回廊御釜殿南随神門本殿北随神門
拝観時間 8時30分~16時
拝観料 境内自由
サイト http://kibitujinja.com
住所 岡山県岡山市北区吉備津931

吉備津神社の見どころ

犬養毅像

内閣総理大臣などを務めた政治家犬養毅(1855-1932年)は備中国賀陽郡(現岡山県岡山市北区)の出身で、当社を深く崇敬していたといい、神池近くに銅像がたてられている。。

回廊

本殿と本宮社の間には約400メートルに及ぶ回廊がある。天正年間(1573*91年)に造営されたものとされ、岡山県指定文化財となっている。

御釜殿

回廊を途中で曲がってところにある建物。現存のものは1606年(慶長十一年)の再建で、国の重要文化財に指定。鳴釜神事という釜を焚いた時に鳴る音の強弱などで吉凶を占う神事が金曜日を除いて毎日行われ、上田秋成の「雨月物語」にこれを題材とした「吉備津の釜」という話がある。

南随神門

回廊の途中、本殿近くにある門。現存の建物は1357年(延文二年)の再建で、国の重要文化財に指定。

本殿

現存の建物は1390年(明徳元年)に室町時代第三代将軍足利義満の支援で造営が開始され、1425年(応永三十二年)に完成したものとされ、国宝に指定されている。大吉備津彦命を主祭神とし、その子孫や兄弟を相殿に祀る。吉備津彦には、鬼ノ城を拠点として吉備国を支配し暴政を敷いていた化け物(百済国の王子とも)温羅を討伐したという「温羅伝説」があり、桃太郎のモデルともされる(温羅の首は御釜殿の下に埋められていると伝えられる)。

北随神門

北側参道にたつ門。現存の建物は1542年(天文十一年)の再建で、国の重要文化財に指定。

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御朱印・御朱印帳

種類 「吉備津神社」の1種類。
貰える場所 本殿近くの授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 イチョウがデザインされた御朱印帳があります。

 
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