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基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(浄土宗) |
アクセス | JR身延線善光寺駅から徒歩7分。JR中央線酒折駅から徒歩15分。無料駐車場あり。 |
概要 |
甲斐善光寺は山梨県甲府市善光寺にある浄土宗の寺院。 甲斐の戦国大名武田信玄は1542年(天文十一年)以降信濃侵攻を本格化させ、長尾景虎(上杉謙信)との数度におよぶ川中島の戦いを経て1557年(弘治三年)には善光寺のある北信地方の大分部勢力下に置いたが、戦乱により荒廃が進んだこともあり翌年善光寺を丸ごと甲斐国に移転した。 これが当寺の始まりで、1582年(天正十年)に武田氏が滅亡すると本尊の一光三尊阿弥陀如来像は、美濃国岐阜(現岐阜県岐阜市)次いで尾張国清州(現愛知県清須市)に移され、1597年(慶長二年)には豊臣秀吉によって京都の方広寺に安置されたが、翌年信濃の善光寺に戻された。 江戸時代には、徳川氏の帰依を受けて浄土宗甲州触頭、徳川家の位牌所として栄え、所蔵の灯籠仏(灯籠に納められた阿弥陀如来像。占いに用いられたが1873年(明治六年)に県令藤村紫朗によって礼拝が禁止られた)は広く庶民の信仰を集めた。 |
見どころ | 山門、銅鐘、本堂、宝物館、加藤光泰の墓 |
拝観時間 | 9時~16時30分(御開帳期間中は8時~17時) |
拝観料 | 境内自由。堂内拝観大人500円、小学生250円。 |
サイト | http://www.kai-zenkoji.or.jp/ |
住所 | 山梨県甲府市善光寺3-36-1 |
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甲斐善光寺の見どころ
山門
境内入口に建つ5間3戸の重層門。
甲斐善光寺は1754年(宝暦四年)に火災に遭っており、現存の建物は1766年(明和四年)の再建。左右には仁王像を安置する。国の重要文化財に指定。
銅鐘
本堂横の鐘楼にかけられている鐘は1313年(正和二年)の鋳造であることが銘からわかる。信濃善光寺から移されたものとさ、武田信玄が信濃善光寺から引き摺ってきたとの伝説から「引き摺りの鐘」とも呼ばれる。
本堂(金堂)
現存の建物は1796年(寛政八年)の再建。
堂内厨子には元々信濃善光寺の本尊の御前立像だった鎌倉時代の善光寺式阿弥陀三尊像(秘仏、重文)を納め、天井には「鳴き龍」として知られる巨大な龍の絵がある。また本堂地下では仏の胎内にみたてた空間を巡る戒壇廻りを体験することができる。
宝物館
甲斐善光寺に伝わる文化財を収蔵、展示するための施設。
主な収蔵品には、鎌倉時代後期に造られた木造源頼朝坐像や室町時代の作とみられる木造蓮生法師(熊谷直実)坐像、徳川家光奉納の聖観音像、武田信玄朱印状などがある。
加藤光泰の墓
加藤光泰は戦国時代、安土桃山時代に活躍した武将で、1590年(天正十八年)に徳川家康が関東に移った後、甲斐国24万石を与えられたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵に参加して1593年(文禄二年)、西平浦(現韓国釜山)で病死。遺骸は甲斐国に送り届けられ当寺に葬られた。
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御朱印・御朱印帳
種類 | 「善光寺如来」の1種類。 |
貰える場所 | 本堂内。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | 武田氏の家紋である四割菱(武田菱)と徳川氏の家紋である葵紋の入った御朱印帳があります。サイズ16×11㎝、値段は1500円。 |
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