甲府城(舞鶴城)跡

甲府城城内マップ

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 史跡
アクセス JR中央本線・身延線甲府駅から徒歩3分、有料駐車場あり。
概要 甲府城は現在の山梨県甲府市丸の内にかつて存在した城。
平安時代末期、当地には甲斐源氏の一条忠頼の館があったされ、忠頼の死後忠頼夫人が夫の菩提を弔うため尼寺に改め、鎌倉時代後期には一蓮寺という時宗の寺になったいう。
戦国時代、甲斐国を支配した武田氏はれ躑躅ヶ崎館(現甲府市古府中町)を拠点としていたが、1582年(天正十年)に武田氏が滅亡し、本能寺の変を経て徳川家康が甲斐国を手にすると家臣の平岩親吉によって甲府城の築城が開始された(築城年代は正確にわかっておらず諸説ある)。
1590年(天正十八年)の小田原攻めの後、家康が関東へ移ると甲斐国には豊臣秀吉の甥である羽柴秀勝入ったがすぐに秀吉の家臣加藤光泰に交代し、甲府城は光泰とその次の浅野長政・幸長父子時代に本格的な城として整備されたみられる。
江戸時代には甲府藩の藩庁が置かれ、徳川氏や譜代大名が藩主を務めたが、明治維新後廃城となり多くは取り壊された。
現在跡地は舞鶴城公園、甲府市歴史公園などになっており、石垣などが残る他、いくつか復元された建物がある。日本100名城のひとつ。
見どころ 鉄門天守台稲荷櫓山手御門
開館時間 園内自由。甲府市歴史公園山手御門→9時~17時、舞鶴城公園稲荷櫓→9時~16時30分。
拝観料 無料
サイト https://www.city.kofu.yamanashi.jp/
住所 山梨県甲府市丸の内
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甲府城跡の見どころ

鉄門

本丸南側に位置する門。現存の建物は古図などに基づき2013年(平成二十五年)に復元されたもの。

天守台

甲府城にかつて天守閣があったかははっきりしないが、天守台は残されており、登れば辺り一帯や富士山、南アルプスを一望することができる。

稲荷櫓

舞鶴城公園内にある2重2層の櫓。現存の建物は2004年(平成十六年)に復元されたもの。

山手御門

JR線の線路を挟んで飛び地となっている甲府市歴史公園内にある門。2007年(平成十九年)の復元。

 
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