報国寺

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基本情報

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報国寺の見どころ

山門

境内入口に位置する薬医門（本柱、控柱で切妻造屋根を支える門の形式）。現存する建物は2007年（平成十九年）の再建。

本堂

山門から入り参道を道なりに行った正面に位置する建物で、鎌倉市指定文化財となっている本尊釈迦如来坐像を安置する。

鐘楼

本堂の横に地位する入母屋造茅葺の建物。内部には梵鐘が吊るされている。

竹林

報国寺の境内奥側には2000本を超えるという竹林が広がり、現在多くの観光客はこの孟宗竹の庭が楽しみで訪れるという。竹林内には散歩道が巡らせられており、奥にある休耕庵という茶席では抹茶をいただくことができる。

迦葉堂

本堂の隣りにある建物で、毎週日曜午前7時30分から10時30分まで座禅会が開催されている。特に予約は不要で、一般の人でも自由に参加することができる（ただし、途中での退場は不可）。

足利家時・義久の墓

竹林背後にはやぐらがあり、鎌倉幕府の御家人足利家時や第四代鎌倉公方足利持氏の子で永享の乱の際に報国寺で自害したとされる足利義久の墓と伝えられる石塔がある。やぐらとは中世の鎌倉に特徴的な横穴式墳墓で、崖などの岩肌をくりぬいて造られている。

植物・花

報国寺では竹以外にも様々な植物を鑑賞することができる。主なものは以下の通り。

抹茶

竹林の奥には休耕庵という茶席があり、抹茶と茶菓子をいただくことができる。
抹茶を飲みたい場合は拝観受付であらかじめ料金（竹庭拝観とセットで700円）を払い抹茶券を買う必要があり、時間はおおよそ15時40分までとなっている。
観光シーズン中の土日祝日などは非常に混雑し、茶席に入るのに行列することもあるので時間には余裕をもっておいた方がよい。

御朱印・御朱印帳

アクセス

鎌倉駅から徒歩

鎌倉駅から歩いていく場合は、ＪＲなら東口から出て（江ノ電の場合は地下道を通ってＪＲ東口側に回る）、若宮大路を鶴岡八幡宮方面に進み、鶴岡八幡宮に突き当たった所で右折します。そのまま県道204号線を朝比奈方面に道なりに進んでいくと浄明寺郵便局を過ぎたあたりに「報国寺入口」と書かれた信号機があるのでそこで右折し、道なりに進めば、ほどなく到着します。所要時間は約30分です。

鎌倉駅からバス

鎌倉駅からバスを利用する場合は、東口のバス乗り場から、　鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景、ハイランド行きの京急バス（鎌23、鎌24、鎌36）に乗り、浄明寺で下車します。バス停から少し戻ると「報国寺入口」の信号機がありますので、ここを曲がって道なりに進めば到着です。所要時間は約12分となります。

駐車場

寺の入り口前に専用の駐車場があり、料金は無料なので安くすますことができますが、止められる台数は5台程度と少なめで、使用時間は30分までとなっています。周辺の有料駐車場としては、報国寺まで徒歩3分のショウワパーク浄明寺前（神奈川県鎌倉市浄明寺2-541-3）が日中20分200円、最大500円、28台収容、徒歩12分の鎌倉市観光協会鎌倉宮横駐車場が1時間430円、以降30分毎210円となっています。

周辺の観光スポット

浄妙寺

報国寺からのアクセス：県道204号線を方面に進み、道路を渡ってすぐ。所要時間約3分。
概要：室町時代には鎌倉五山五位に列せられた臨済宗の寺院。境内には茶室やカフェレストランもある。→浄妙寺のページへ

杉本寺

報国寺からのアクセス：県道204号線出て鶴岡八幡宮方面へ進むと4、5分で着く。
概要：坂東三十三観音霊場・鎌倉三十三観音霊場第一番札所として知られる天台宗の寺院。本堂へ続く苔に覆われた階段も見どころ。→杉本寺のページへ