岡寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗豊山派)
アクセス 近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から奈良交通バスで岡寺前下車、徒歩10分。周辺に民間駐車場あり。
概要 奈良県高市郡明日香村岡にある真言宗豊山派の寺院で、現在は専ら岡寺と呼ばれるが龍蓋寺の別称もある。
創建についての詳しい事情は不明だが、「東大寺要録」などによれば天智天皇が早世した子の草壁皇子が住んだ岡宮(岡本宮)を日本法相宗の祖である義淵に下賜したのが始まりとされる。
寺号の龍蓋寺は義淵が法力によって田畑を荒らす龍を池に封じて石で蓋をしたという伝説に基づく。
平安時代末期頃から観音霊場として信仰を集めるようになり、1283年(弘安六年)に多武峯(現談山神社)の衆徒に焼かれたがすぐに復興されている。
また、大厄(25歳)になって男子は2月初午の日に岡寺に詣でて厄を除けるという習慣があったという。
元々興福寺の末寺だったが江戸時代以降は長谷寺の末寺となっている。西国三十三ヵ所観音霊場第7番札所。
見どころ 仁王門、本堂、三重塔
拝観時間 8時~17時(12-2月は8時~16時30分)
拝観料 一般300円、高校生250円、中学生150円、小学生以下無料
サイト http://www.okadera3307.com/
住所 奈良県高市郡明日香村岡806

岡寺の見どころ

仁王門

境内入り口に位置する重層門。
1612年(慶長十七年)の再建で、昭和期に行われた解体修理の結果、1472年(文明四年)7月に大風で倒れた三重塔のものとみられる木材が再利用されていることがわかった。
屋根の四隅には阿獅子・吽獅子・龍・虎が彫られている。重要文化財に指定。

本堂

現存する建物は1805年(文化二年)の再建。
堂内には、右手に施無畏印、左手に与願印を結んだ像高458cmで日本最大の塑像という塑造如意輪観音坐像を安置する。なお、当寺に伝わる木心乾漆義淵僧正坐像(国宝)は奈良国立博物館に寄託されている。

三重塔

元の塔が1472年(文明四年)に倒れた後、長らく再建されることはなかったが1986年(昭和六一年)、514年ぶりに再建された。内部には壁画が描かれ、毎年10月第3日曜日の開山忌の際に公開される。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①西国三十三所第七番「厄除大悲殿」の御朱印、②西国三十三所第七番御詠歌の御朱印、③「愛染明王」の御朱印、④「弥勒」の御朱印、⑤「不動明王」の御朱印。
貰える場所 本堂横の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 オリジナルのものはないようです。

 
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