湯島聖堂

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基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


0

種類 史跡
アクセス JR中央線御茶ノ水駅から徒歩2分。東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅から徒歩2分。東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅から徒歩1分。専用駐車場はないので車の場合は周辺の有料駐車場を利用。
概要 東京都文京区湯島にある聖堂(孔子を祀った御堂)。
1690年(元禄三年)、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉によって儒学の振興を図るために神田台(現湯島)に設立され、林羅山が上野忍が岡の私邸内に建てた廟殿と林家の家塾をここに移したのが始まり。
1797年(寛政九年)には林家の手を離れ、幕府直轄の昌平坂学問所(昌平黌)が設立され、幕府の教育政策の一翼を担ったが、1868年(慶応四年)に新政府の管理化下に入り、1871年(明治四年)に閉鎖された。
その後、敷地内に師範学校(現筑波大学)、師範学校(現お茶の水女子大学)などが設立され、1922年(大正十一年)には国の史跡に指定されたが、翌年の関東大震災で大成殿などを焼失。
現在は昭和初期に再建された大成殿が建ち、中国の古典文学や儒学をテーマにした文化講座も開催されている。
見どころ 仰高門入徳門大成殿神農廟孔子銅像
拝観時間 9時30分~17時(冬季は~16時)。大成殿公開は土日曜・祝日の10時~閉門時間。
拝観料 無料
サイト http://www.seido.or.jp/
住所 東京都文京区湯島1-4-25

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湯島聖堂の見どころ

仰高門

境内西側に位置する門で、湯島に移ったときに建てられたが関東大震災で失われ、現存するのは1935年(昭和十年)の再建。
仰高の名は論語の子罕第九にある「顔淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅。」((孔子の弟子)顔淵はため息交じりにいった。先生の徳はますます高く、意志は益々固い。)に因むという。

入徳門

1704年(宝永元年)建立のものが関東大震災でも焼けずに残っている。
入徳の名は、朱熹の「大学章句序」にある「子程子曰、大学、孔子之遺書而初学入徳之門也。」(子程子曰く、大学は孔氏の遺書のようなものであり、初学者の徳に入るの門である。)による。

大成殿

大成とは孔子廟の正殿の事であり、聖堂といえばこの建物を指す。
現存する建物は1935年(昭和十年)に寛政期の図案をもとに伊東忠太(1867-1954年)の設計で再建されたもの。堂内には孔子像および孟子像、顔子像、曾子像、子思像を祀る。

神農廟

境内の一角にある祠で、1640年(寛永十七年)に徳川家光の命でつくられた神農像を祀る。
神農とは古代中国の伝説的天子である三皇のひとり炎帝の事で、人民の農耕を教えた農業神として信仰された。
11月23日に神農祭が行われ、この時のみ公開される。

孔子銅像

敷地内にある高さ4.57m、重量約1.5トンの孔子像は1975(昭和五十年)に中華民国台北市のライオンズクラブからの寄贈されたものであり、世界最大の孔子像だという。

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御朱印

種類 「湯島聖堂」の1種類。
入手場所 斯文会館内の受付(特に案内は出ていません)。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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