西明寺(滋賀)

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス JR東海道本線河瀬駅から金屋橋行バスで金屋下車、徒歩25分。JR東海道本線の彦根駅からタクシーで20分。駐車場あり。
概要 西明寺は滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗の寺院。
正確な創建年代は不明だが、寺伝によれば834年(承和元年)、紫雲に導かれて当地に至った三修上人が現れた薬師如来の姿を刻んで一堂を設けたのが始まりとされ、延暦寺の勢力が強くなるとその傘下に入り天台宗の寺となったという。
源頼朝が戦勝祈願を行った話も伝えられ、鎌倉時代、室町時代には栄えたが、1571年(元亀二年)に織田信長が延暦寺を焼き討ちした際、当寺も兵火にかかり多くの堂宇を失った。
その後、江戸時代になってから徐々に復興が進み現在にいたる。本堂、三重塔は焼失を免れたもので、国宝に指定されており、紅葉の名所としても有名。金剛輪寺、百済寺とともに湖東三山のひとつ。
見どころ 庭園二天門本堂三重塔宝塔
拝観時間 8時30分~17時
拝観料 大人600円、中人300円、小人200円(三重塔特別拝観1000円)
サイト http://www.saimyouji.com/
住所 滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26

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西明寺の見どころ

庭園

境内には江戸時代初期に作庭された池泉観賞式の庭園があり、四季折々の風景を楽しむことができる。境内で見られる主な植物は以下の通り。

桜、シャクナゲ、ツツジ、ムベ、サツキ、フジ、菩堤樹
ウゼンカツラ、アジサイ、サルスベリ、フヨウ
不断桜(県天然記念物)、サザンカ、ホトトギス、もみじ(紅葉)
ツバキ、梅

二天門

本堂手前に位置する門。
1407年(応永十四年)の建立とみられ、左右には同じく室町時代の作である持国天像、増長天像を安置する。国の重要文化財に指定。

本堂

二天門の奥に位置する本堂は鎌倉時代前期の建立で、鎌倉時代後期および室町時代初期に現在の形に改築されたものとみられている。
堂内には、秘仏の本尊薬師如来立像(重文)とその脇侍の日光・月光菩薩立像、広目天・多聞天立像(重文)、十二神将像などを安置する。

三重塔

本堂右手にある高さ約24メートルの塔。
鎌倉時代後期の建立とされ、初層内部には大日如来像を安置。壁には極彩色の仏教画が描かれ、三重塔初層荘厳画として国の重要文化財に指定されている。

宝塔

三重塔の裏手にある石造宝塔は嘉元二年(1304年)の銘を持つもので、国の重要文化財に指定されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①西国薬師霊場第三十二番「薬師如来」の御朱印、②西国薬師霊場第三十二番「醫王殿」の御朱印、③びわ湖百八霊場「醫王殿」の御朱印
貰える場所 堂内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 三重塔が描かれた鮮やかな御朱印帳があります。サイズは16×11㎝。

 
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