上野公園

上野公園園内マップ

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基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 公園
アクセス JR・東京メトロ上野駅すぐ。京成上野駅すぐ。根津駅から徒歩10分。駐車場あり。→詳細
概要 上野公園は東京都台東区にある公園で正式には上野恩賜公園という。
江戸時代、当地は徳川家の菩提寺であり東国における天台宗の中心寺院であった寛永寺の境内だったが、明治維新の際に上野戦争の舞台となり、その後新政府に没収されて1873年(明治六年)に日本初の公園となった。
広大な園内には、博物館、美術館などの文化施設が建ち並び、ばらばらになった寛永寺の諸堂が散在する。
また桜の名所としても有名であり、スターバックスなどカフェや精養軒などのレストランもある。
見どころ 上野動物園美術館博物館上野東照宮五条天神社不忍池弁天堂清水観音堂上野大仏旧寛永寺五重塔西郷隆盛像彰義隊の墓旧因州池田屋敷表門小松宮彰仁親王像不忍池
入園時間 24時間
入園料 無料
サイト http://kensetsu.metro.tokyo.jp
住所 東京都台東区上野公園

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上野公園の見どころ

上野動物園

上野公園の一角にある動物園。
1882年(明治十五年)に開園した日本最初の動物園であり、現在も動物園として日本一の入園者数を誇る。ジャイアントパンダが有名。

美術館

上野公園内には上野の森美術館、東京都美術館国立西洋美術館といった日本を代表する美術館が建ち並ぶ。
特にフランスの建築家ル・コルビュジエ作品である国立西洋美術館本館は世界遺産に登録される気運もある名建築なので建物だけでも見ておく価値がある。

博物館

園内にはまた、東京国立博物館国立科学博物館、台東区下町風俗資料館といった博物館、資料館も存在する。
東京国立博物館は日本最古の国立博物館であり、日本中から集められた国宝、重要文化財が多数収蔵されている。

上野公園は日本さくら名所100選にも選ばれている桜の名所であり、花見のシーズンは大勢の人で混雑する。
桜はあちこちに植えられているが京成上野駅付近から続く桜並木が一番の見どころ。

上野東照宮

徳川家康及び徳川吉宗・徳川慶喜を祀る神社で、寛永寺の境内社として1627年(寛永四年)に創建されたが、現在は寛永寺から独立した神社となっている。
金色に輝く豪華絢爛な唐門と社殿や牡丹園が有名。→上野東照宮のページへ

五条天神社

不忍池の近くにある神社で、大己貴命・少彦名命・菅原道真を祀る。
寛永寺の創建以前から当地にあった古い神社であり、隣には境内社の花園稲荷神社が建つ。→五条天神社のページへ

不忍池弁天堂

不忍の池に浮かぶ中之島に建つ弁財天を祀る堂宇で、寛永寺の一部。
寛永寺の開山である天海は寛永寺を創建する際に皇居の鬼門に建つ比叡山延暦寺をモデルとして江戸城の東北にあたるこの地を選び、不忍池を琵琶湖に見立てたといわれ、弁天堂は琵琶湖の竹生島にある宝厳寺弁財天を勧請して建てられた。

清水観音堂

清水観音堂も寛永寺の一堂で、1631年(寛永八年)に天海によって建てられたものが焼けずに残っている。
その名の通り京都清水寺を模して造られており、規模は小さいが同じように舞台を持ち、内部にはやはり清水寺から迎えた恵心僧都作と伝えられる千手観音座像を安置する。

上野大仏と大仏山パゴダ

上野精養軒の近くに大仏山という丘があり、顔だけの大仏と薬師三尊像を安置するパゴダ(仏塔)がある。
上野大仏は1631年(寛永八年)に鋳造された像高約6mの釈迦如意来座像だったが、関東大震災で頭部が落ち、戦中の金属不足で胴体が供出されたため現在の状態となった。

旧寛永寺五重塔

寛永寺境内に1631年(寛永八年)に初めて建てられた塔で、現存するのは1639年(寛永十六年)の再建。
1958年(昭和三十三年)に都に寄贈されたため現在は東京都の所有となっており、上野動物園内に位置するので間近で見るには動物園に入場する必要がある。

西郷隆盛像

「上野の西郷さん」と親しまれ、上野公園のシンボルとなっている明治の政治家西郷隆盛の銅像。
西郷隆盛は明治維新の立役者の一人だが、後に新政府と対立して西南戦争を起こし、敗れて自刃した。
この像は大日本帝国憲法発布による恩赦で西郷の名誉回復が行われたのを機に計画され、1898年(明治三十一年)に完成したもので、彫刻家高村光雲の作(犬は後藤貞行の作)。
西郷隆盛の夫人はこの像を見たとき「主人と全然似ていない」とった旨のことを言ったとされている。

彰義隊の墓

彰義隊は上野戦争で新政府軍と戦った江戸幕府側の部隊。
はじめ敗れた彰義隊員の墓を造ることさえ許されなかったが、円通寺の住持と寛永寺出入り商人三河屋幸三郎が密かに円通寺に埋葬し、後に上野にも墓が造られた。

旧因州池田屋敷表門

東京国立博物館の敷地内にある門で黒門とも呼ばれ、かつて鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門だったもの。
元は現在の丸の内3丁目にあったが、1892年(明治二十五年)に移築され芝高輪台町の常宮御殿の表門として使われ、1954年(昭和二十九年)に現在地に移された。
国立博物館内部に入らないでも見ることができる。重要文化財に指定。

小松宮彰仁親王像

小松宮彰仁親王は江戸時代末から明治時代にかけて活躍した皇族で、戊辰戦争では官軍の指揮をとった人物。
上野公園にあるこの像は1912年(明治四十五年)に建てられたもので、軍馬に乗った勇ましい姿が象られている。

不忍池

上野公園の南側に位置する周囲約2kmの池。
中央には不忍池弁天堂がある中之島が浮かび、ハスの名所として有名。またその奥はボート場となっており、貸しボートが営業している。

アクセス

JR上野駅から

JR上野駅公園口を出ればすぐ目の前が上野公園。そこから不忍池の畔までは徒歩8分程。

京成上野駅から

京成上野駅正面口を出て隣の階段を上がれば上野公園園内。中心部までは徒歩8分程。

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駐車場

主な駐車場としては上野公園第一駐車場(上野公園6)があり、営業時間は9時~21時30分、料金は普通車 1時間まで400円 (以後30分毎に200円)となっている。
他にも京成上野駅駐車場(上野公園1−12)、上野パーキングセンター(上野公園1−50)など多数のコインパーキングがあるので車でも場所には困らないと思われる。上野パーキングセンターはバイクも駐輪可能。

 
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